黒竜江省大興安嶺砍都河國家濕地公園の監(jiān)視員はこのほど、赤外線カメラで撮影された映像資料を整理した際に、貴重な野生動(dòng)物が寫っている動(dòng)畫資料を數(shù)多く発見した。中國中央テレビニュースが伝えた。

午前8時(shí)、一面の銀世界の中で、野生のノロジカ3頭が雪の中で戯れていた。午後2時(shí)、レンズに寫った単獨(dú)行動(dòng)のノロジカは、ひときわ目を引いた。

國家二級(jí)野生保護(hù)動(dòng)物のオオヤマネコも、赤外線カメラに寫っていた。一頭のオオヤマネコが、ユニークな方法で監(jiān)視員と至近距離で接觸。低いうなり聲を出して皆に挨拶しているようだった。

かなり體格の大きなオオヤマネコの姿も認(rèn)められた。エゾムラサキツツジの下で、木の幹の匂いを嗅いでいた。スタッフによると、オオヤマネコは仲間が殘した匂いを嗅ぎ、それを手掛かりに仲間を探すという。

夜間に撮影された映像の中には、雪ウサギの姿があった。雪の上で楽しそうに飛び跳ね、雪の中の木の葉を興味深そうに口にくわえ、とてもリラックスした様子だった。

大興安嶺砍都河國家濕地公園の総面積は約7700ヘクタールに及ぶため、野生動(dòng)物のモニタリングにおける畫像資料の収集は極めて困難な作業(yè)だ。大興安嶺地區(qū)では、冬の最低気溫は平均零下35度まで下がる。野生動(dòng)物が頻繁に活動(dòng)し、かつ太陽光が十分に得られ、風(fēng)がよけられる場(chǎng)所に赤外線カメラを設(shè)置しなければ、長時(shí)間の低溫環(huán)境下でカメラが正常に作動(dòng)することを保証できない。このほか、長年に及ぶ現(xiàn)地関連當(dāng)局による資源保護(hù)活動(dòng)が実を結(jié)び、野生動(dòng)物群の數(shù)は顕著に増加しており、生物多様性は極めて高い狀態(tài)を維持している。（編集KM）

「人民網(wǎng)日本語版」2020年4月10日