メーデー連休中、巣ごもり消費(fèi)がこれまでにない新たなトレンドになった。さまざまな「ライブコマースの達(dá)人」にリードされて、より多くの人が家の中で大量買いをするようになり、経済の回復(fù)を促している。中國新聞網(wǎng)が伝えた。

連休初日、錘子科技の創(chuàng)業(yè)者の羅永浩氏は「ライブコマース満1ヶ月」を迎えた。今回は「自動(dòng)車半額」という目玉を打ち出し、混戦模様のライブコマースの中で抜きんでた存在感を見せつけた。しかし配信中に「技術(shù)的な故障があった」として「車は取り消し」になった。羅氏は1回目のライブコマースで1億1千萬元（1元は約15.0円）の売上高を達(dá)成してから、今回の「車」の1件までの1ヶ月間で、ライブコマースにしっかり根を下ろしたといえる。

錘子のスマートフォンを使うようになってから羅氏を支持してきた80後（1980年代生まれ）の韓一飛さんは、羅氏のライブコマースを見ながら買い物を続けた?！袱长?ヶ月間に、密閉容器、アイスクリーム、ザリガニ、ナッツ類などを買った。これは全部普段の生活に欠かせないものだし、羅氏を応援することにもなるから」という。

同じ日に、「中央テレビボーイズ」と呼ばれる中國中央テレビのキャスター4人が集結(jié)してライブコマースを行った。朱広権、撤貝寧、康輝、尼格買提の各氏が3時(shí)間にわたってライブコマースを展開し、取引額は5億2860萬元に達(dá)し、中央テレビニュースと國美電器のライブコマースの取引額記録を更新した。

5月4日夜には、飛び込みの金メダリストの呉敏霞選手とライブコマースの有名パーソナリティの李佳■（王へんに奇）さんが淘寶（タオバオ）のライブ配信プラットフォームで「共演」。上海ブランド製品のライブコマースを行い、わずか20分でネットユーザー300萬人以上を集め、老舗の梅林のランチョンミート、上海家化のスキンケア商品などが売り出されるやいなや売れに売れた。

阿里巴巴（アリババ）が5日に発表した「アリババ2020年メーデー連休消費(fèi)外出トレンド報(bào)告」によると、巣ごもり消費(fèi)が経済の回復(fù)を駆動(dòng)しているという。1日から3日までの淘寶と天貓（Tmall）のデータをみると、生活家電の取引額は前年同期比196％増加し、調(diào)理器具は同89％増加し、インテリア主要材料は同101％増加し、照明器具は同53％増加した。

メーデー連休の最初の3日間に、天貓図書の売上高は同24％増加し、経済関係の書籍は増加率が45％に達(dá)した。天貓國際（Tmallグローバル）の輸入商品売上高は同41％増加し、うちデジタル家電は381％増加、化粧品類は42.5％増加だった。テレワークとオンライン學(xué)習(xí)の流れを受けて淘寶?天貓の攜帯電話販売臺(tái)數(shù)が同70％増加し、ノートパソコンの売り上げも2倍、タブレットは3.5倍に増えた。

早い時(shí)期よりプロとして活動(dòng)してきたライブコマースのパーソナリティから、最近ますます増えてきた各界の有名人さらにはメディア機(jī)関のライブコマース參入まで、ライブコマース元年と呼ばれる2020年には、全國民が參加する形でライブコマースが進(jìn)展を遂げている。インターネットデータ集積プラットフォームの艾瑞網(wǎng)は、「2019年には、中國國內(nèi)のライブコマース市場の規(guī)模は4338億元になった。2020年は9610億元に達(dá)し、2021年は1兆元規(guī)模の市場に育つとみられる」と予想する。（編集KS）

「人民網(wǎng)日本語版」2020年5月6日