中國は12日に酒泉衛(wèi)星発射センターで、「行雲(yún)2號」01星?02星の打ち上げに成功した。この2基の衛(wèi)星は「行雲(yún)プロジェクト」の初めて打ち上げられた衛(wèi)星だ。これは「行雲(yún)プロジェクト」α段階の建設任務の順調(diào)な成功を示している。中國新聞網(wǎng)が伝えた。

中國が初めて発表した、獨自に投資?建設を行う宇宙モノのインターネット（IoT）衛(wèi)星ネットワーク「行雲(yún)プロジェクト」は、α?β?γの3段階に分かれる。2023年頃に80基の低軌道通信衛(wèi)星で構成される宇宙IoT衛(wèi)星ネットワークを完成し、現(xiàn)在の地上IoT事業(yè)のセルラー通信ネットワークのカバー率の深刻な不足（陸上は約20％、海上は5％弱）による、「通信の盲點」の難題を徹底的に解消し、利用者のために世界的なIoE（インターネットで全てのものをつなぐこと）の真の実現(xiàn)をサポートする。

「行雲(yún)2號」01星?02星は中國航天科工集団有限公司所屬の航天三江航天行雲(yún)科技有限公司が獨自に設計?開発した。システムの容量が大きく、サービス能力が高く、伝送距離が遠く、即時性が高く、獨自的で信頼性が高く安全といった優(yōu)位性を持つ。軌道上でスマートコンテナ監(jiān)督管理、極地環(huán)境観測、地質(zhì)災害観測、気象データ予報、海洋環(huán)境観測、海上運輸通信などの各業(yè)界に応用試験を提供し、その後の宇宙IoTのネットワーク構築の基礎を固める。（編集YF）

「人民網(wǎng)日本語版」2020年5月13日