日本の航空自衛(wèi)隊(duì)初の宇宙専門部隊(duì)「宇宙作戦隊(duì)」が18日に正式に発足する。河野太郎防衛(wèi)相は、同部隊(duì)の主要任務(wù)は宇宙ごみ（スペースデブリ）の監(jiān)視だと言う。だが、航空自衛(wèi)隊(duì)が「宇宙清掃隊(duì)」をわざわざ設(shè)立する必要はなく、日本の「宇宙軍」新設(shè)にもっと深い考えがあるのは明らかだとの認(rèn)識(shí)で外部は一致している。環(huán)球時(shí)報(bào)が伝えた。

日本の「宇宙作戦隊(duì)」の活動(dòng)は宇宙ごみの監(jiān)視だけなのか？『航空知識(shí)』の王亜男編集長(zhǎng)は17日の取材に「宇宙ごみの監(jiān)視は活動(dòng)の一部に過ぎないと見られる。航空自衛(wèi)隊(duì)が『宇宙清掃隊(duì)』をわざわざ設(shè)立する必要はない」と指摘した。

王氏は「いわゆる宇宙ごみとは、実際には地球軌道上の飛行物だ。多くの宇宙飛行物の中から特定の『ごみ』を監(jiān)視したいのなら、強(qiáng)大な技術(shù)的支えが不可欠だ。もし日本がこの點(diǎn)を達(dá)成できるのなら、それは自衛(wèi)隊(duì)が宇宙の特定の目標(biāo)を隨時(shí)測(cè)位でき、戦時(shí)には作戦を情報(bào)?データ面で支えることができることを意味する」と解説した。

共同通信によると、「宇宙作戦隊(duì)」は現(xiàn)在米宇宙軍と米航空宇宙局（NASA）の支援を受けている。日本防衛(wèi)省は米軍、日本宇宙航空研究開発機(jī)構(gòu)と共同で宇宙監(jiān)視システムを構(gòu)築するほか、宇宙分野に精通した自衛(wèi)官の育成を検討する。また、日本は米側(cè)と協(xié)力し、情報(bào)も共有する。

「日本は西側(cè)體制の中で比較的獨(dú)特な地位にある。まず、日本はアジアで一定の影響力を持つ。次に、技術(shù)力が高く、宇宙分野で打ち上げシステム及び関係するチームを持つ」。王氏は「米國(guó)は日本がその宇宙システムの一部となることを望んでいる。日本も米國(guó)との協(xié)力を望んでいる。両者は宇宙で監(jiān)視の役割を果たす、または他の作業(yè)を行う周回衛(wèi)星を協(xié)力して打ち上げる可能性がある」と指摘した。

王氏は「現(xiàn)在は『宇宙作戦隊(duì)』が日本の『宇宙軍』だとは言えない。日本が自國(guó)の防衛(wèi)當(dāng)局が米國(guó)の附屬物に成り果てることに甘んじることはあり得ず、それは米國(guó)にとっての自らの価値を下げることになるからだ」と指摘した。（編集NA）

「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2020年5月19日