外交部（外務(wù)?。─乌w立堅(jiān)報(bào)道官は3日「『中英共同宣言』を口実に香港地區(qū)の事にとやかく言う権利は英側(cè)にはない。瀬戸際で踏みとどまり、香港地區(qū)がすでに復(fù)帰しており、中國(guó)の一特別行政區(qū)であるという現(xiàn)実を明確に認(rèn)識(shí)し、尊重し、香港地區(qū)の事と中國(guó)の內(nèi)政への干渉を直ちに止めるよう英側(cè)に忠告する」と述べた。

【記者】ラーブ英外相が2日に議會(huì)で「英側(cè)は『中英共同宣言』を一貫して尊重しているが、中國(guó)側(cè)の専制的な國(guó)家安全立法は『一國(guó)二制度』を破壊し、中國(guó)の國(guó)際的な義務(wù)と直接衝突した。中國(guó)が香港地區(qū)の政治と自治の基礎(chǔ)に干渉するのなら、香港地區(qū)の経済モデルと繁栄に対して長(zhǎng)期的な脅威となる恐れがある。中國(guó)側(cè)には考え直す時(shí)間がある。今は瀬戸際でとどまる時(shí)だ」と述べたことについて、中國(guó)側(cè)としてコメントは。

【趙報(bào)道官】中國(guó)の全人代が香港特別行政區(qū)において國(guó)家安全を守るための法制度?執(zhí)行メカニズムの確立?十全化について行った決定は、完全に中國(guó)の內(nèi)政であり、どの外國(guó)にも干渉する権利はない。英側(cè)はこれについてむやみに非難し、香港地區(qū)の事と中國(guó)の內(nèi)政に粗暴に干渉している。中國(guó)側(cè)はこれに強(qiáng)い不満と斷固たる反対を表明する。すでに英側(cè)に厳正な申し入れを行った。

國(guó)家の安全の維持は國(guó)家の生存と発展の基本的前提であり、國(guó)家主権の最も核心的かつ基本的な要素だ。中英間の交渉及び共同宣言の核心は香港地區(qū)に対する中國(guó)の主権行使の回復(fù)であり、香港地區(qū)で國(guó)家安全立法を行うのは中國(guó)側(cè)の主権行使の範(fàn)囲內(nèi)に屬する。「中英共同宣言」における香港地區(qū)に関する基本方針?政策は中國(guó)側(cè)の一方的な政策表明であり、英側(cè)への約束ではないし、ましてやいわゆる國(guó)際的義務(wù)ではない。

香港地區(qū)復(fù)帰後に中國(guó)政府が香港特別行政區(qū)を統(tǒng)治するうえでの法的根拠は中華人民共和國(guó)憲法と香港基本法であり、「中英共同宣言」ではない。1997年に中國(guó)が香港地區(qū)に対する主権行使を回復(fù)したことに伴い、「中英共同宣言」の定める英側(cè)と関係する権利及び義務(wù)はすでに全て履行を完了した。中英共同宣言には、復(fù)帰後の香港地區(qū)に対して英國(guó)にいかなる責(zé)任を付與するいかなる文言も條項(xiàng)もない。英國(guó)は復(fù)帰後の香港地區(qū)に対して主権も施政権も監(jiān)督権も有さない。従って、「中英共同宣言」を口実に香港地區(qū)の事にとやかく言い、中國(guó)の內(nèi)政に干渉する権利は英側(cè)にはない。

香港地區(qū)に関する國(guó)家安全立法は國(guó)家の主権?統(tǒng)一?領(lǐng)土的一體性を維持し、「一國(guó)二制度」の基礎(chǔ)を強(qiáng)固に築くうえで必要な措置であり、「一國(guó)二制度」をより良く貫徹するためのものだ。國(guó)家の安全が保障を得て初めて、「一國(guó)二制度」は保障を得、香港地區(qū)の繁栄と安定は保障を得るのだ。立法が念頭に置いているのは國(guó)家の安全を深刻に脅かすごく少數(shù)の行為と活動(dòng)であり、全く香港地區(qū)の高度の自治には影響を與えず、香港地區(qū)の住民の権利と自由には影響を與えず、外國(guó)人投資家の香港地區(qū)における正當(dāng)な権益には影響を與えず、「一國(guó)二制度」政策のより良い実施に寄與し、香港地區(qū)の繁栄と安定に寄與する。

香港地區(qū)の繁栄と安定にとっての脅威は、まさに外部勢(shì)力が香港の反中?香港攪亂勢(shì)力と結(jié)託し、合流し、香港地區(qū)を利用して中國(guó)の國(guó)家としての安全を損なう活動(dòng)に攜わっていることだ。英國(guó)の香港地區(qū)との歴史的結(jié)びつきは、侵略?植民地主義?不平等條約に源を発する。英側(cè)は香港地區(qū)における國(guó)家安全立法について、「専制」立法だと妄言を吐いてもいる。いわゆる「専制」とは、まさにかつて英國(guó)が香港地區(qū)に対して行った植民地支配を真に描寫(xiě)する言葉だ。まさに復(fù)帰以降、香港地區(qū)の住民はかつてない権利と自由を享受してきた。

我々は逆に英側(cè)に対して、瀬戸際で踏みとどまり、「冷戦思考」と「植民地主義メンタリティー」を棄て、香港地區(qū)がすでに復(fù)帰しており、中國(guó)の一特別行政區(qū)であるという現(xiàn)実を明確に認(rèn)識(shí)し、尊重し、國(guó)際法と國(guó)際関係の基本準(zhǔn)則を順守し、香港地區(qū)の事と中國(guó)の內(nèi)政への干渉を直ちに止めるよう忠告する。（編集NA）

「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2020年6月4日