李克強総理は11日午後、ドイツのメルケル首相とテレビ會談を行った。李総理は中國側(cè)の感染防止?抑制の取り組みを紹介し、ドイツ側(cè)が感染防止?抑制において得た積極的な成果を稱賛。ドイツ側(cè)と感染癥対策の経験交流を深め、ワクチンや治療薬の開発協(xié)力を強化して、両國民により良く恩恵をもたらしたい考えを表明した。新華社が伝えた。

李総理は「感染拡大が収束した後には経済の回復と発展を?qū)g現(xiàn)する必要がある。中獨は共に多國間主義を守り、貿(mào)易と投資の自由化及び円滑化を促進するべきだ。中國は現(xiàn)在、さらに開放を拡大している。ドイツを含む各國企業(yè)に良いビジネス環(huán)境を提供したい。中獨は雙方向の開放を拡大し、すでに開通している人的往來の『高速レーン』を活用して、企業(yè)の協(xié)力と活動再開に便宜を図り、産業(yè)チェーンとサプライチェーンの安全及び安定を共同で維持する必要がある」と指摘。

「中國は一貫して歐州統(tǒng)合プロセスを支持し、EUの団結(jié)と繁栄の維持を歓迎している。中國とドイツ、中國とEUの開放協(xié)力の強化は便宜上の措置ではなく、互いの共通利益にかない、互恵と二國間及び多國間のウィンウィンを?qū)g現(xiàn)できる。今年後半にドイツはEUの輪番議長國を務める。ドイツ側(cè)が中國とEUの関係発展のために積極的な役割を発揮することを期待する。我々はEU側(cè)と上層部交流及び制度化された対話を継続し、中國EU投資協(xié)定交渉の早期妥結(jié)を目指し、各分野の協(xié)力が積極的な成果を得る後押しをしたい」と表明した。

メルケル首相は「ドイツと中國の上層部は緊密な意思疎通を保っている。中國側(cè)は感染防止?抑制のために多大な努力を払った。両國は感染癥対策において良い協(xié)力を繰り広げた。ドイツ側(cè)は中國が対外開放の拡大を堅持することを歓迎しており、引き続き各分野で獨中協(xié)力を促進していく。中國側(cè)がワクチンを國際公共財としたことを稱賛し、両國のワクチン開発機関の協(xié)力強化を支持する」と表明した。（編集NA）

「人民網(wǎng)日本語版」2020年6月12日