資料寫真：盧溝橋で防衛(wèi)に當(dāng)たる29軍兵士

1937年7月7日、「七七事変」（盧溝橋事件）が勃発し、中華民族による全面的な抗日戦爭(zhēng)が幕を開けた。

それから83年の時(shí)が過ぎ、烽火は遠(yuǎn)い過去のものとなったが、歴史は永遠(yuǎn)に人々の心にある。これを銘記し、記念するのは、平和が苦難の末に得られたことを胸に刻むためであり、侵略を受ける歴史を繰り返させてはならないと世の人々に誡告するためでもある。著名な軍事史専門家の徐焔氏は人民網(wǎng)の単獨(dú)取材に「平和の鍵は國(guó)力の均衡にある。我々は現(xiàn)在発展に力を入れている。これは國(guó)際的地位を改変し、立ち遅れて蹂躙される狀況から永遠(yuǎn)に脫する唯一の方法だ」と指摘した。

■平和の鍵は國(guó)力に在り

戦爭(zhēng)の硝煙はすでに消え去ったが、國(guó)際平和?安定に影響を與える要素は依然存在する。我々はいかにして平和を維持すべきか？徐氏は平和の鍵は國(guó)力の均衡にあると考える。

「七七事変」が勃発し、日本が中國(guó)侵略に踏み切ったのは、當(dāng)時(shí)中國(guó)が貧しく弱かったためだ。そして中國(guó)が日本と対等に付き合うには、まず力を日本と同一水準(zhǔn)にしなければならない。中國(guó)が発展し、強(qiáng)大になって初めて、中日は真に友好的に付き合うことができる。パワーが対等でなければ、真の友好は難しい。當(dāng)時(shí)、中國(guó)が抗日戦爭(zhēng)に勝利してもなお、日本から対等に見られなかったのは、依然として貧しさと弱さが積み重なっていたからだ。新中國(guó)成立後、中國(guó)は核大國(guó)となり、「原水爆?ミサイル?人工衛(wèi)星」を開発して、軍事的に優(yōu)勢(shì)に立ったが、経済力と科學(xué)技術(shù)力では依然として日本より大幅に遅れていた。改革開放初期でもなお、中國(guó)は日本から大量の資本を?qū)毪?、日本に學(xué)ぶ必要があった。それが21世紀(jì)に入ると、中國(guó)は科學(xué)技術(shù)力が急速に発展し、経済規(guī)模で日本を追い抜いて世界第2の経済大國(guó)となった。経済力と科學(xué)技術(shù)力が高まる中、中日両國(guó)はようやく対等になっていった。

「従って、全てはパワーバランスにかかっている。発展は絶対的優(yōu)先事項(xiàng)であり、これが最も根本的なことだ。我が國(guó)は現(xiàn)在発展に力を入れている。これは國(guó)際的地位を改変し、立ち遅れて蹂躙される狀況から永遠(yuǎn)に脫する唯一の方法だ」と徐氏は総括した。（編集NA）

「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2020年7月7日