今月12日午前、北京市延慶區(qū)にある九眼樓長城生態(tài)展示區(qū)の一般公開が再開された。約3年かけて、文化財補(bǔ)修とインフラ整備が行われ、一層文化的雰囲気が漂うようになった同エリアは、歴史の香りを殘したまま改修されるとともに、新たな観光地としてリニューアルオープンした。北京日報が報じた。

爽やかな秋に雄大な景色が広がる九眼樓長城。

北京の延慶區(qū)四海鎮(zhèn)にある火焰山の主峰、標(biāo)高1141メートルに位置する九眼樓は、萬里の長城の中でも最大規(guī)模、最高規(guī)格の望樓で、古代は軍事戦略要塞だった。

北京市八達(dá)嶺旅游総公司の関係責(zé)任者によると、リニューアルされた九眼樓長城生態(tài)展示區(qū)內(nèi)では、やぐらや兵営などが補(bǔ)修されたほか、長城への歩道、景観?水系、レクリエーション広場などの施設(shè)が増?jiān)O(shè)された。また、萬里の長城文化展示ホールが建設(shè)され、観光客は九眼樓の歴史や変遷、長い歴史を誇る萬里の長城の文化などについて知ることができる。

九眼樓長城生態(tài)展示區(qū)の入場券はオンライン実名予約販売で、八達(dá)嶺長城景勝地と同じく、観光客は事前に予約をしておけば、到著後は身分証明書をかざすだけで入場できる。（編集KN）

「人民網(wǎng)日本語版」2020年9月14日