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IMF「今年の世界経済は4.4%減、中國は唯一プラス成長」

人民網(wǎng)日本語版 2020年10月14日14:47

國際通貨基金(IMF)は13日に「世界経済見通し」を発表し、2020年のグローバル経済成長率は前年比4.4%減少するが、中國経済は同1.9%増加する見込みで、世界で唯一のプラスを達(dá)成する主要エコノミーになる、との見方を示した。新華社が伝えた。

見通しによると、経済が徐々に再開して、グローバル経済は底から抜け出しつつある。中國は重要な寄與者として、世界貿(mào)易の6月以降の回復(fù)を支えた。しかし一部の地域では新型コロナウイルス感染癥の蔓延が加速し、多くのエコノミーが8月から経済再開の歩みを緩めているという。

IMFは、第2四半期(4-6月)の経済が予想よりも好調(diào)で、政策の支援と為替レートが現(xiàn)在の水準(zhǔn)を維持し、ソーシャルディスタンスが2021年まで続くと仮定すれば、今年のグローバル経済成長率は4.4%減になると予想する。IMFは新たな購買力平価で6月に発表した「世界経済見通し」を修正しており、この修正後のデータに比べ、最新の見通しではグローバル経済成長率が0.8%上方修正した。

IMFによると、感染癥がもたらした衰退がグローバル経済に深刻なダメージを與え、グローバル経済回復(fù)の道のりは非常に長く、つまずきやすくなっているという。またIMFは、21年のグローバル経済が5.2%増加すると予測し、今年6月の予測値より0.2ポイント下方修正した。

具體的にみると、今年は先進(jìn)國の経済が5.8%減少し、新興市場と発展途上國の経済は3.3%減少する見込みだ。米國は4.3%減少、ユーロ圏は8.3%減少、日本は5.3%減少で、いずれも6月の予測値より上方修正された。インドは10.3%減少で、6月の予測値より5.8ポイント下方修正された。

見通しによると、中國は世界で唯一、プラス成長を達(dá)成する主要エコノミーになるという。IMFは、中國経済は今年1.9%増加すると予測し、6月の予測値より0.9ポイント上方修正した。また中國経済は21年も成長を続け、成長率は8.2%に達(dá)すると予測した。

IMFのチーフエコノミストのギーター?ゴピナ氏は、「封鎖措置の緩和や世界各國の政府と中央銀行がかつてない規(guī)模で迅速に支援政策を打ち出したことから、グローバル経済は上半期の崩壊の淵から持ち直しつつあるが、危機はまだ終息にはほど遠(yuǎn)い。グローバル経済の回復(fù)の道のりはおそらく非常に長く、不均衡で、不確実性の高いものになるだろう。世界の各エコノミーは財政?金融支援政策を早急に終わらせることなく、経済の持続的な回復(fù)を確保しなければならない」と述べた。(編集KS)

「人民網(wǎng)日本語版」2020年10月14日

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