中國職業(yè)訓練技術(shù)指導センターは今月23日、2020年第3四半期（7-9）に全國で求人が求職より多かった「人手が最も不足した100職業(yè)」ランキングを発表した。それによると、生産?製造及び社會生産サービスと生活サービスの分野で、人手不足の職業(yè)が多かった。そのうちマーケティング擔當者、清掃員、飲食店スタッフ、警備員、商品営業(yè)擔當者、宅配便配達員、旋盤工などは半年にわたりトップ10に並んでいる。家事代行サービススタッフ、カスタマーサービス?管理員、不動産ブローカーは今回新たにトップ10入りした。「工人日報」が伝えた。

ランキングをみると、第2四半期（4-6月）に比べて、製造業(yè)の回復が際立ち、人手の需要が非常に高まったことがわかる。新たにランク入りした28職業(yè)のうち、19が製造業(yè)関連だった。また人手不足が深刻化した15職業(yè)のうち、５つが製造業(yè)関連だった。

同時に、求人數(shù)と求職數(shù)が前期に比べ、いずれも低下した。求職數(shù)の低下がより顕著で、人手不足が深刻化し、人手の需給関係は厳しい狀況が続いている。

「人手が最も不足した100職業(yè)」をみると、求人數(shù)は第2四半期の148萬9千人から131萬6千人に減少し、求職數(shù)は同じく74萬3千人から49萬2千人に減少した。その一方で人手の不足數(shù)は74萬6千人から82萬4千人に増加し、（求職者1人あたりにどれくらいの求人數(shù)があるかを示す）求人倍率は全體で第2四半期の2.01から2.67へ上昇した。第2四半期の企業(yè)活動?生産活動の回復ピークがもたらした反動的求人ニーズはすでに減少し始め、市場全體の需給は通常の狀態(tài)に戻ったといえる。

注目されるのは、新型コロナウイルス感染癥対策に関わる職業(yè)の人手不足が目に見えて緩和されたことだ。縫製技術(shù)者は引き続きランキングに入ったが、縫製機械調(diào)整擔當者、醫(yī)療用材料製品製造擔當者、內(nèi)科醫(yī)、薬剤調(diào)剤擔當者（薬剤師）、裁斷擔當者の5職業(yè)がランキングから姿を消し、こうした職業(yè)の人手不足が目に見えて解消されたことがわかった。（編集KS）

「人民網(wǎng)日本語版」2020年10月26日