11月11日の大規(guī)模なネット通販イベント「ダブル11」は今年で12年目になる。最初は少數(shù)の企業(yè)が參加するだけの1日限りのショッピング祭りだったが、今では全國(guó)各地、全業(yè)界、オンライン?オフラインをカバーし、1ヶ月にわたって行われる全國(guó)民の一大イベントになった。中國(guó)新聞網(wǎng)が伝えた。

ポストコロナ初の「ダブル11」における若者の消費(fèi)トレンドの変化について、楽信研究院は90後（1990年から1994年生まれ）と95後（1995年から1999年生まれ）の消費(fèi)者3千人あまりを?qū)澫螭衰ⅴ螗暴`ト調(diào)査を行い、報(bào)告書(shū)をまとめた。それによると、若者は中國(guó)の消費(fèi)の中心として、ポストコロナ初の「ダブル11」にも引き続き強(qiáng)い消費(fèi)意欲と購(gòu)買(mǎi)力をみせる。若者の消費(fèi)力に牽引される形で、クレジット消費(fèi)や會(huì)員制消費(fèi)といったさまざまな新消費(fèi)スタイルが猛烈な勢(shì)いで伸びており、今年の「ダブル11」の新たな注目點(diǎn)になったという。

同報(bào)告書(shū)によれば、感染癥は若者の消費(fèi)意欲を低下させなかった。若い消費(fèi)者の70％以上に「ダブル11」への意欲の変化はみられず、當(dāng)日の0時(shí)から1時(shí)までに買(mǎi)い物の最終的な代金支払いを済ませた人は、普段のこの時(shí)間帯に比べて936.1％増加した。また半數(shù)以上の人が、今年の「ダブル11」での出費(fèi)が昨年を上回っていた。ここから、このネット通販イベントによる消費(fèi)支出の牽引効果が引き続きはっきりとうかがえた。

同報(bào)告書(shū)は、「ダブル11」の手切り族（ネット通販で過(guò)剰な衝動(dòng)買(mǎi)いをしてしまう人々）の中心は男性であると指摘。しかし男性が全部自分のためにお金を使ったかといえばそうではなく、パートナーのために使ったという人が25％に上った。女性はこの割合が5.7％で、「ダブル11」はますますバレンタインデー（中國(guó)では男性が女性にプレゼントを贈(zèng)る）や女性デーのようになってきた。ただ全體としては、95後の消費(fèi)者は自分のためにお金を使う人が多く、「自分を喜ばせるための消費(fèi)」の傾向が目立つ。

注目されるのは、同報(bào)告が「若者の30％前後は『ダブル11』にうんざりし始めている」との見(jiàn)方を示したことだ。調(diào)査データによると、男性の28.1％と女性の34.6％が「『ダブル11』への意欲が年々低下している」と答えた。その理由は、「ネット通販プラットフォームの実際の割引率がそれほど高くない」、「買(mǎi)い物の計(jì)算方法が複雑」などだ。そしてこうしたことが原因となって、一年中割引サービスを受けられ、難しい計(jì)算をしなくてよい會(huì)員制のアプリが非常に流行している。

節(jié)度ある消費(fèi)、理性的なショッピングローン利用が消費(fèi)の新トレンドだ。同報(bào)告書(shū)によると、回答者の30.51％が「これまで買(mǎi)い込んだたくさんの商品が未使用のままなので、最近は控えめに買(mǎi)い物をするようになった」と答えた。また75％が「毎月のローン返済額を生活費(fèi)の30％以下に抑えている」と答え、約60％が「ローンで買(mǎi)い物をする場(chǎng)合2日間以上考える」とし、「10日間以上考える」も13.59％に上った。また報(bào)告書(shū)は、「購(gòu)入金額が一定額に達(dá)したら割引き」やライブコマースなどの新たな販売業(yè)態(tài)は、手切り族を最も簡(jiǎn)単に引き寄せるが、同時(shí)に行き過(guò)ぎた消費(fèi)を招く恐れもあると指摘している。（編集KS）

「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2020年11月12日