スマート無人ワクチン接種ボックス。（撮影?李佳蔚）

第3回中國國際輸入博覧會では、仏サノフィパスツールが「スマート無人ワクチン接種ボックス」を出展した。設(shè)計(jì)のコンセプトによると、このボックスは未來の都市の公衆(zhòng)衛(wèi)生生態(tài)システムの中で、移動(dòng)可能で自動(dòng)化された予防接種の「ネットワークスポット」になり、予防接種を大規(guī)模に行う際の圧力を緩和することになるという。「澎湃新聞」が伝えた。

記者がこの自動(dòng)接種のプロセスを試してみた。接種を受ける人がボックスに入ると、機(jī)械がその人の情報(bào)を確認(rèn)する。公衆(zhòng)衛(wèi)生専門の醫(yī)師のオンラインでのサポートを受けながら、機(jī)械のアーム部分に腕を伸ばすと、自動(dòng)的に接種が行われる。接種自體にかかる時(shí)間は10分足らずで、接種後は様子を見るために30分間ボックスにとどまらなければならない。ボックス內(nèi)には體の様子をモニタリングする腕時(shí)計(jì)型デバイスなどのウェアラブルデバイスがあり、身につけると30分で各種のバイタルサインを自動(dòng)観測する。異常がなければボックスを出ることができる。

スタッフによると、このスマート無人ワクチン接種ボックスは人工知能（AI）などの技術(shù)に支えられたもので、ワクチン接種の操作規(guī)範(fàn)「3つのチェック、7つの確認(rèn)、1つの點(diǎn)検」（接種を受ける人の健康狀態(tài)?禁忌、予防接種カード?予防接種証の記録、ワクチンのパッケージ?ロット?使用期限のチェック。接種を受ける人の名前、年齢、ワクチンの品名?規(guī)格?用量、接種部位、接種経路の確認(rèn)。接種を受けた人と予防接種証とワクチン情報(bào)が一致しているかの點(diǎn)検）、遠(yuǎn)隔での公衆(zhòng)衛(wèi)生専門醫(yī)師によるサポート、ワクチンの低溫保存、全プロセスが追跡可能であること、ワクチン自動(dòng)接種、ウェアラブルデバイスによる経過観察、自動(dòng)消毒などの機(jī)能をすべて備えているという。

この新しいコンセプトに基づく新型設(shè)備の最大の優(yōu)位性は、特殊な時(shí)期に最も大規(guī)模なワクチン接種ニーズに応えられること、ワクチン接種の自動(dòng)化?無人化レベルを最大限に引き上げられることで、病院での予防接種をより効果的に補(bǔ)完し、スマート公衆(zhòng)衛(wèi)生都市のワクチンによる防疫バリケードの構(gòu)築を力強(qiáng)く支えるものになる。（編集KS）

「人民網(wǎng)日本語版」2020年11月7日