1717羽の黒頸鶴が11月27日、雲(yún)南省の昭通大山包に飛來し、その數(shù)が過去最多記録を更新したことに続き、11月30日、大山包保護區(qū)に飛來した黒頸鶴の數(shù)が再び記録を塗り替え、1938羽に達した。これは、大山包で黒頸鶴の飛來數(shù)の観測が始まって以來の最多記録となった。水域面積41ヘクタールにおよぶ大海子濕地は、現(xiàn)時點で、國內(nèi)で最も密度が高い黒頸鶴の越冬地となっている。

同保護區(qū)では、數(shù)年前から、保護區(qū)の実情を踏まえ、投入資金を増やしてさまざまな措置を同時に講じ、鶴を最優(yōu)先に據(jù)え、黒頸鶴の生息地および周辺地域において、濕地生態(tài)効果の補償、濕地回復(fù)、黒頸鶴食物源基地建設(shè)、貧困脫卻のための居住地移転政策、生態(tài)保護および貧困地域の生態(tài)貧困者支援、黒頸鶴の保護PRや保護活動など各種管理保護措置を?qū)g施してきた。それにより、鶴を保護するという市民意識を効果的に高め、黒頸鶴の越冬生息環(huán)境と野外生存空間を大幅に改善し、大山包保護區(qū)の黒頸鶴生息數(shù)が年々増加するための有利な條件を構(gòu)築した。

ここ數(shù)年、大山包保護區(qū)に飛來して越冬する黒頸鶴の數(shù)は1400羽前後と安定しており、世界総數(shù)の約6分の1を占めている。高原に鶴が舞うの美しい風(fēng)景は多くのバードウォッチングマニアや撮影マニア、そして研究者を惹きつけている。

毎年、冬になると、昭通市の標(biāo)高の高い一部のエリアでは降雪が観測される。純白の雪とのコントラストによって、大山包の黒頸鶴の美しさはさらに際立ち、まるで水墨畫のような世界が広がる。（編集KM）

「人民網(wǎng)日本語版」2020年12月1日