在英國中國大使館の報道官が、香港地區(qū)に関する英側(cè)の誤った発言について記者の質(zhì)問に答えた。

【記者】英外務省は1日、香港地區(qū)が47人を起訴したことについて、「香港地區(qū)國家安全維持法が異なる政治的意見の抑圧に用いられることを証明した」と述べ、香港地區(qū)國家安全維持法は「中英共同宣言に違反する」とした。中國大使館として、これについてコメントは。

【大使館報道官】英側(cè)の発言は事の是非をうやむやにし、黒を白と言いくるめるもので、中國の內(nèi)政と司法主権に干渉しており、中國側(cè)はこれに対し強い不満と斷固たる反対を表明する。また、次の點を強調(diào)したい。

第1に、香港地區(qū)の法に基づく事案処理に対する歪曲と中傷は許されない。今回逮捕?起訴された関係者は昨年いわゆる「35＋予備選挙」（35席以上の過半數(shù)の議席を獲得する）行動及び「香港死なばもろとも」計畫を組織?畫策して參加し、特區(qū)政府を麻痺させ、香港地區(qū)を深い淵に陥れることを企てたのであり、香港地區(qū)國家安全維持法違反、國家政権転覆の嫌疑がかかっている。香港地區(qū)の関係機関が法に基づき関係者を逮捕?起訴したのは正當な法執(zhí)行?司法行為であり、歪曲と中傷は許されない。

第2に、香港地區(qū)國家安全維持法が「異なる政治的意見の抑圧に用いられている」という主張は全くのでたらめな話だ。香港地區(qū)國家安全維持法は國家安全保障において香港地區(qū)に存在する法的空白を効果的に埋め、香港民衆(zhòng)の民主的権利と広範な自由を効果的に保障することを旨としている。香港地區(qū)國家安全維持法の施行以來、香港は混亂から安定へと転換し始め、香港地區(qū)民衆(zhòng)の諸権利?自由が法に基づいていっそう保障されるようになった。

第3に、香港地區(qū)國家安全維持法が「中英共同宣言違反」という主張は全くの偽命題だ。中國政府が香港地區(qū)統(tǒng)治において根拠とするのは中國憲法と香港基本法であり、中英共同宣言ではない。香港地區(qū)國家安全維持法は中國憲法に基づき制定されたのであり、基本法を通じて香港地區(qū)の法律制度の構(gòu)成部分となっている。共同宣言の核心的な要點は中國が確実に香港地區(qū)を取り戻せるようにすることであり、香港地區(qū)の祖國復帰後、共同宣言の歴史的使命はすでに終わっている。

第4に、香港地區(qū)の事は完全に中國の內(nèi)政であり、いかなる外國によるいかなる形の干渉も斷じて許さない。中國側(cè)は英側(cè)に対して、事実を尊重し、法治を尊重し、ダブルスタンダードと政治工作をあきらめ、香港地區(qū)國家安全維持法と関係機関の法に基づく職責履行行為を客観的かつ公正に受け止め、直ちに香港地區(qū)の事への干渉を止め、中國の內(nèi)政と司法主権への干渉を止めるよう促す。誤った道を進み続けてはならない。（編集NA）

「人民網(wǎng)日本語版」2021年3月3日