國務院香港澳門（マカオ）事務弁公室は1月31日、英側(cè)が公然と約束に違反して、いわゆる英國海外市民（BNO）旅券所持者に永住?市民権を與える道を開く政策を?qū)g施したことを強く非難する聲明を発表した。聲明は、「英側(cè)のやり方は多くの香港地區(qū)住民をその『二等公民』にしようとするものだ。これは、中國の主権に対する公然たる侵害であり、我々は斷固として反対する」とした。新華社が伝えた。

聲明は、「香港地區(qū)の祖國復帰前、中英雙方はBNO旅券の問題について覚書を交わし、英側(cè)はBNO旅券を所持する香港地區(qū)の中國公民に英國永住権を與えないことを明確に約束した。しかし昨年以來、英側(cè)は國際関係の基本準則に違反し、中國による香港地區(qū)國家安全維持法の制定と実施を極力妨害した。その企てが失敗すると、BNO問題で良くない知恵を働かせるようになった。英側(cè)のやり方は『中英共同宣言』への重大な違反であり、露骨な違約行為だ」と指摘。

また、「英側(cè)は約束を守らず、前言を翻し、さらに香港地區(qū)との『歴史的な結(jié)びつきと友情』を尊重するためと臆面もなく大言して、その侵略の歴史と植民地支配を公然と美化している。これは厚顔無恥な強盜の論法であり、中國人民の感情を深く傷つけている。我々はさらなる対抗策を講じる権利を留保する」とした。

聲明はさらに、「香港地區(qū)國家安全維持法は、混亂を収拾して秩序を回復し、香港地區(qū)が正常な軌道に戻ることを力強く後押しした。中國政府の『一國二制度』の実行を全面的かつ正確に貫徹する方針、香港地區(qū)國家安全維持法を斷固として執(zhí)行する決意は揺るぎないものだ。英側(cè)は見込み違いをしてはならない」とした。（編集NA）

「人民網(wǎng)日本語版」2021年2月1日