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全國の一定規(guī)模以上の工業(yè)企業(yè)（年売上高2000萬元以上の企業(yè)）の付加価値額が前年同期比35.1％増加し、サービス業(yè)生産指數(shù)は同31.1％増加し、固定資産投資も同35.0％増加した……3月15日、國家統(tǒng)計(jì)局が発表した最新のデータによると、今年1-２月には主要経済指標(biāo)が大幅に増加した。今年のスタート時(shí)期の経済データをどのように正確に読み解くか。同局の劉愛華報(bào)道官はこのほど國務(wù)院新聞弁公室で行なわれた記者會(huì)見で説明を行った。人民日報(bào)が伝えた。
経済全體が回復(fù)プロセスにある中、雇用の全體的安定の維持に有利な條件が備わる
発表された主要指標(biāo)の成長率からみると、今年1-2月の前年同期と比較した指標(biāo)は確かに大幅増加となっている。より客観的かつ正確に経済運(yùn)営の「脈を測る」ために、同局は特に今年1-2月のデータについて、2020年同期および2019年同期とそれぞれ比較して、新たな指標(biāo)となる「2年間の平均成長率」を?qū)毪筏?。つまり?9年の同期の數(shù)字を基數(shù)として、幾何平均（相乗平均）の方法で計(jì)算した成長率を採用するということだ。
劉報(bào)道官は、「工業(yè)生産を例にすると、今年1-2月の一定規(guī)模以上の工業(yè)企業(yè)の付加価値額の成長率は35.1％で、比較の対象となる昨年の基數(shù)が低かったことの影響を考慮して計(jì)算すると、一定規(guī)模以上の工業(yè)企業(yè)の付加価値額の昨年と今年の2年間の前年同期比成長率の平均は8.1％にとどまる。同じ方法を用いて、2年間の平均成長率を計(jì)算すると、サービス業(yè)生産指數(shù)は6.9％増、固定資産投資は1.7％増、社會(huì)消費(fèi)財(cái)小売総額は3.2％増となり、こうしたデータを総合的に判斷した結(jié)果、経済は全體として回復(fù)プロセスにあるといえる」と述べた。
1-2月の経済指標(biāo)のうち、雇用データも注目を集めた。同期の全國都市部の新規(guī)雇用者は148萬人に上った。今年の「政府活動(dòng)報(bào)告」によると、（昨年の）都市部の新規(guī)雇用者は1100萬人以上だった。今年のスタートの狀況をみると、年間の雇用目標(biāo)を達(dá)成する條件は整ったか。
経済が持続的に安定的に回復(fù)すれば、雇用ニーズの拡大につながり、雇用情勢の安定にプラスに作用する。
雇用安定政策が引き続き力を発揮し、サービス業(yè)が回復(fù)的な発展を遂げれば、雇用圧力の緩和につながる。劉報(bào)道官は、「2021年は、新型コロナウイルス感染癥対策の効果が持続的に現(xiàn)れるのに伴って、サービス業(yè)が回復(fù)的な発展を遂げるだろう。こうした狀況の中、サービス業(yè)は雇用の貯水池としての役割をよりよく発揮することになるだろう」と予測した。
消費(fèi)のポテンシャルが完全には発揮されておらず、消費(fèi)市場の安定回復(fù)情勢はしばらく続く見込み
今年1-2月の経済運(yùn)営は昨年以來の安定回復(fù)情勢が続き、経済の循環(huán)がますますスムーズになり、市場の期待も改善を続けた。しかし現(xiàn)在の國際情勢はなお複雑で厳しく、中國國內(nèi)経済の回復(fù)の基礎(chǔ)もまだ十分に固まっているとはいえない。
比較の対象となる昨年の基數(shù)が低かったため、今年1-2月の消費(fèi)市場の前年同期比成長率が高く、社會(huì)消費(fèi)財(cái)小売総額は同33.8％増加し、物価要因を考慮した実質(zhì)成長率は34.3％だった。19年1-2月と比較すると、社會(huì)消費(fèi)財(cái)小売総額は6.4％増加し、2年間の平均成長率は3.2％となり、引き続き回復(fù)的成長のプロセスの中にいる。
劉報(bào)道官も、「飲食消費(fèi)はまだ感染癥前の水準(zhǔn)に戻っていない。飲食消費(fèi)は一部地域の集中的?散発的な感染癥の影響を受けるため、消費(fèi)のポテンシャルが完全には発揮されていない」との見方を示した。
しかし、今年のスタートのデータを見ると、消費(fèi)分野には多くの注目點(diǎn)もみられる。たとえば、バージョンアップ型商品消費(fèi)の成長率が高い▽海外消費(fèi)の一部が還流した▽オンライン小売が急成長を保っている▽実店舗が回復(fù)的成長を遂げた、などだ。
國家統(tǒng)計(jì)局貿(mào)易外経統(tǒng)計(jì)司の張敏?統(tǒng)計(jì)家は、「次の段階には、強(qiáng)く大きな中國國內(nèi)市場を形成し、新たな発展構(gòu)造の構(gòu)築を加速するという大きな背景の中で、消費(fèi)促進(jìn)政策が持続的に効果を現(xiàn)すのにともない、消費(fèi)市場の安定回復(fù)情勢は今後も続く見込みがある」との見方を示した。
製造業(yè)の投資回復(fù)にはまだしばらく時(shí)間がかかるが、中國経済には持続的な回復(fù)を維持できる基礎(chǔ)があり條件も整っている
今年1-2月には、固定資産投資（農(nóng)家を含まない）の2年間の平均成長率が1.7％となり、このうちハイテク産業(yè)への投資額は前年同期比50.1％増加し、2年間の平均成長率は11.0％だった。社會(huì)分野の投資は同48.0％増加し、2年間の平均成長率は8.8％で、いずれも高い成長率となった。
しかし、製造業(yè)への投資の2年間の平均成長率はマイナス3.4％で、回復(fù)ペースは比較的遅い。劉報(bào)道官は、「製造業(yè)への投資はさまざまな要因の影響を受けており、それには企業(yè)の投資能力と投資への信頼感の回復(fù)が含まれている。感染癥は効果的に抑制されたとはいえ、感染癥対策による圧力はまだ存在し、外部環(huán)境もなお複雑で厳しい狀況にあるため、製造業(yè)への投資が回復(fù)するにはまだしばらく時(shí)間がかかるだろう」と予想した。
國務(wù)院発展研究センター市場経済研究所の王微所長は、「ここ數(shù)年、経済成長に対する最終消費(fèi)の寄與がどんどん大きくなっている。最終消費(fèi)ニーズを拡大し、発揮させ、高度化することを主な方向性とし、消費(fèi)の高度化と拡大によって投資と産業(yè)構(gòu)造の調(diào)整をもたらし、より整った國內(nèi)需要システムの構(gòu)築につながり、さらには質(zhì)の高い発展を支える新たな原動(dòng)力を形成することが必要だ」との見方を示した。
劉報(bào)道官は、「各指標(biāo)の結(jié)果を見ると、業(yè)界間や分野間のアンバランスという現(xiàn)象は存在するものの、主要指標(biāo)はいずれも回復(fù)的成長プロセスの中にあり、経済運(yùn)営は昨年以來の持続的で安定的な回復(fù)狀況を維持している。経済回復(fù)情勢から考えても、各要素による支えや政策による支えという點(diǎn)から考えても、2021年の中國経済には持続的回復(fù)の狀態(tài)を維持する基礎(chǔ)があり、條件も整っているといえる」と述べた。（編集KS）
「人民網(wǎng)日本語版」2021年3月16日
