21日に明らかになったところによると、福廈（福州ーアモイ）高速鉄道湄洲灣海上大橋のメインタワーの主體工事がこのほど完成した?？萍既請?bào)が伝えた。

新設(shè)される福廈高速鉄道は中國初の海上橫斷高速鉄道で、設(shè)計(jì)速度は350km/h、本線の総延長は277キロメートル。湄洲灣海上大橋は莆田市と泉州市に位置し、全長は14.7キロメートルで、中國初の海上橫斷高速鉄道低タワー斜張橋だ。

強(qiáng)風(fēng)を受けても橋が安定し、高速列車の高速運(yùn)行の連続性を保てるようにするため、福廈高速鉄道プロジェクトは海上大橋の設(shè)計(jì)時(shí)に大量の新構(gòu)造と新技術(shù)を採用した。

技術(shù)チームは橋のメインタワーの構(gòu)造に革新的な設(shè)計(jì)を施した。中國鉄建鉄四院福廈高速鉄道泉州灣大橋設(shè)計(jì)責(zé)任者の曾甲華氏は「泉州灣大橋を例にすると、メインビームに流線型箱型構(gòu)造を採用した上、ガイドプレート、減震設(shè)計(jì)の欄干、ケーブル渦電流ダンパーなどの効果的な空気抵抗措置を講じた。これらの構(gòu)造の設(shè)計(jì)により橋が風(fēng)向きを回避し、複雑な風(fēng)の環(huán)境による振動(dòng)を減らしている」と述べた。

海洋環(huán)境が橋を腐食する問題を解消するため、海上大橋はパイロン鋼アンカービームと臺(tái)座に新材料を採用した。中國で初めて耐海洋大気耐腐食鋼を採用し、塗裝フリー（ペンキを塗裝しない）で、除濕システムを設(shè)置していない。世界で初めて塗裝フリー耐気候鋼を採用した大型海上橫斷プロジェクトになり、高塩分?高濕度の海洋腐食大気環(huán)境に適応している。

風(fēng)洞実験により、海上大橋は防風(fēng)壁などの防風(fēng)措置を講じない狀況下で、高速列車が8級（17.2～20.7メートル毎秒）の強(qiáng)風(fēng)でも減速せず時(shí)速350キロメートルで走行でき、11級（28.5～32.6メートル毎秒）の暴風(fēng)でも交通を封鎖せずに済むことが証明された。（編集YF）

「人民網(wǎng)日本語版」2021年3月23日