2020年9月に抗體強(qiáng)化のため再度ワクチン接種を受ける任超さん(寫真提供?任超さん)。

昨年3月末にワクチン接種を受けて以來、任さんを含むモニター108人は半年間にわたる健康モニタリングを受けた。その期間中に、血液検査を8回受け、體內(nèi)の新型コロナウイルスに対する抗體の量を検査した。健康モニタリング機(jī)関のある職員は取材に対して、昨年9月にモニタリングが行われた時(shí)點(diǎn)で、深刻な副反応が起きたモニターは一人もいなかったと説明した。

同じくモニターとなった朱傲氷さんは昨年3月19日にAd5-nCoVの接種を受けた。退役軍人で、現(xiàn)在は武漢のある高等教育機(jī)関に通っている朱さんは、「ワクチン接種による健康への影響は全くない」と話し、「ワクチンは安全」と力強(qiáng)く語る。そして、「學(xué)校生活は充実しており、ジョギングや卓球などの運(yùn)動も続けているし、合唱団や蕓術(shù)団にも參加している」と話す。

2020年3月、ワクチン接種を受ける朱傲氷さん(寫真提供?朱傲氷さん)。

陳薇院士率いるチームが昨年5月と7月にそれぞれ発表したワクチンの第1相と第2相の臨床試験結(jié)果によると、Ad5-nCoVは安全性に優(yōu)れている。第1相の臨床試験に參加したモニター108人のうち、接種後7日以內(nèi)に起きた最も多い副反応は、発熱、疲労感、頭痛、筋肉痛などだった。また、接種後28日以內(nèi)に深刻な副反応が起きたという報(bào)告はなかった。

昨年9月、第1相の臨床試験に參加したモニターのほとんどが抗體を強(qiáng)化するために再度ワクチンを接種した?？迪ＶZ生物が最近公開した情報(bào)によると、半年後に再度ワクチンを接種することで、抗體が10倍以上に上昇することが分かっている。

今年2月25日、アAd5-nCoVワクチンの販売が條件付きで認(rèn)可された。これは、第3相の臨床試験が終了し、中國の醫(yī)薬品監(jiān)督管理當(dāng)局が、同ワクチンの安全性と有効性を確認(rèn)したことを意味している。同ワクチンは、メキシコやパキスタンなどでも緊急使用の認(rèn)可を得ている。