中國(guó)社會(huì)科學(xué)院農(nóng)村発展研究所と社會(huì)科學(xué)文獻(xiàn)出版社は6日、「農(nóng)村緑書：中國(guó)農(nóng)村の経済情勢(shì)の分析と予測(cè)（2020年-2021年）」を共同で発表した。それによると、今年の農(nóng)民一人當(dāng)たり可処分所得は1萬(wàn)9千元（1元は約16.9円）に達(dá)する見(jiàn)込みという。

同緑書によると、2020年に中國(guó)は全體として新型コロナウイルス感染癥などによるマイナス影響を克服し、政策などの積極的要因の役割を積極的に発揮した。農(nóng)民の所得は1年を通じて急成長(zhǎng)を維持し、収入源が多様化し、給與所得、経営純収入、移転純収入の所得増加に対する寄與度が高く、都市部住民と農(nóng)村部住民の所得の絶対的格差も相対的格差も縮小した。

具體的に見(jiàn)ると、20年の農(nóng)民一人當(dāng)たり可処分所得は1萬(wàn)7131元に上り、前年と比較した名目増加率は6.9％となり、都市部住民を3.4ポイント上回った。前年の価格で計(jì)算した実質(zhì)増加率は3.8％で、都市部住民を2.6ポイント上回った。名目増加率は前年比3ポイント低下し、ここ數(shù)年では低い水準(zhǔn)だった。それでも所得が急増し、都市部と農(nóng)村部の相対的格差がさらに縮小した。また絶対的格差も前年比365元減の2萬(wàn)6703元となった。

21年を見(jiàn)通すと、中國(guó)は農(nóng)業(yè)と農(nóng)村を優(yōu)先的に発展させ、農(nóng)村振興を全面的に推進(jìn)し、農(nóng)業(yè)と農(nóng)村の現(xiàn)代化を加速する見(jiàn)込みだ。主要農(nóng)産物の需給関係が目に見(jiàn)えて改善され、農(nóng)民の収入が急増し、都市部?農(nóng)村部の所得格差が引き続き縮小すると予測(cè)される。

緑書では、21年に第一次産業(yè)の付加価値額が8兆元を超え、穀物総生産量が6億8千萬(wàn)トン、豚肉生産量が5千萬(wàn)トンに上り、農(nóng)産物生産者価格と食品消費(fèi)価格の上昇率が5％を下回り、農(nóng)民一人當(dāng)たり可処分所得が1萬(wàn)9千元に達(dá)すると予測(cè)される。（編集KS）

「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2021年5月7日