広東省広州市で18日に開かれた第4回世界ヨウジウオ科生物學(xué)會(huì)議で、會(huì)議の議長(zhǎng)を務(wù)める中國(guó)科學(xué)院南海海洋研究所の研究員である林強(qiáng)氏は、「中國(guó)はここ數(shù)年、法に基づく禁漁や宣伝などの方法により、ヨウジウオ科の保護(hù)活動(dòng)を力強(qiáng)く推進(jìn)しており、生物資源群の回復(fù)効果がすでに初期成果をあげている。中國(guó)の深セン灣、北部灣、海南島などの近海で現(xiàn)在、ヨウジウオ科の姿を頻繁に確認(rèn)できる。今回の會(huì)議を通じ、世界のヨウジウオ科の研究と保護(hù)が直面している代表的な問題をさらに明確にし、世界の同業(yè)者間の交流と協(xié)力の掘り下げを強(qiáng)化したい」と述べた?？萍既?qǐng)?bào)が伝えた。

世界ヨウジウオ科會(huì)議はヨウジウオ、タツノオトシゴ、及びその仲間を主な研究対象とし、ヨウジウオ科の研究と保護(hù)、持続可能な利用の促進(jìn)を趣旨とする。會(huì)議は2011年よりポルトガル、スウェーデン、米國(guó)などで開催されており、今回は中國(guó)で初開催となった。世界24カ國(guó)の200人以上の専門家?學(xué)者が、オンラインとオフラインで參加した。

タツノオトシゴは海洋保護(hù)問題の旗艦種だが、世界で過度に漁獲され、伝統(tǒng)醫(yī)學(xué)の薬の原材料、水族館の珍品や記念品にされている。世界のタツノオトシゴは現(xiàn)在およそ42種で、いずれも絶滅危懼種のレッドリストに登録されている。

林氏は「他國(guó)と比べ、中國(guó)はすでに法律上、ヨウジウオ科を國(guó)家2級(jí)保護(hù)動(dòng)物に指定している。中國(guó)はヨウジウオ科の保護(hù)と禁漁を法律で明確に定めた國(guó)だ。しかも中國(guó)ではさらに多くの関連機(jī)関がヨウジウオ科の研究に參加している。資源の多様性の保護(hù)や繁殖などの研究ですでに業(yè)界の先頭に立っている」と述べた。

中國(guó)の近海には豊富なヨウジウオ科資源がある。林氏は「タツノオトシゴには特異性があり、人類活動(dòng)の影響と干渉を受けやすい。人類がタツノオトシゴという海洋保護(hù)の旗艦種を保護(hù)できれば、その他の種の保護(hù)もできる。これは南中國(guó)海の生物多様性の保護(hù)にとって非常に重要だ」と述べた。さらに「3-5年內(nèi)に中國(guó)でタツノオトシゴ保護(hù)區(qū)を設(shè)立し、中國(guó)のタツノオトシゴの生態(tài)をさらに保護(hù)し、タツノオトシゴの個(gè)體群及び生息地の健康的な生態(tài)を保証することを望む」と呼びかけた。（編集YF）

「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2021年5月19日