新型コロナウイルスの起源解明をめぐる國(guó)際的角逐が再燃しつつある。米メディアが新型コロナの問(wèn)題を報(bào)じた同じ日、WHO総會(huì)が開(kāi)かれ、米歐日豪が新型コロナウイルスについていわゆる第2段階の「獨(dú)立した透明性ある科學(xué)的な」調(diào)査を改めて実施するようWHOに求めた。

実際には、WHOはすでに今年2月に調(diào)査を完了し、報(bào)告書(shū)も発表した。だがWHOが武漢での調(diào)査で得た結(jié)論に西側(cè)諸國(guó)は極めて不満であり、依然として調(diào)査結(jié)果を信じていない。

米國(guó)のこの行動(dòng)は、WHO総會(huì)での議論に影響を與えることが目的だ。臺(tái)灣地區(qū)や起源解明の議題を用いて論爭(zhēng)を引き起こし、WHO総會(huì)を妨害するつもりなのだ。

本來(lái)、WHO総會(huì)はパンデミックの早期抑え込み及びワクチンの公平な分配の実現(xiàn)という差し迫った問(wèn)題に焦點(diǎn)を合わせるべきだ。しかし、この2つの大きなテーマにおいて、米國(guó)とその主要同盟國(guó)は道義的優(yōu)位性だけでなく実際の行動(dòng)も欠いていた。新型コロナ対策の國(guó)際協(xié)力は「任重くして道遠(yuǎn)し」だと言えるだろう。

世界は米國(guó)が以前のトランプ時(shí)代のように狂気じみた責(zé)任転嫁をして國(guó)際秩序を混亂させるのではなく、教訓(xùn)を汲み取り、大國(guó)としての責(zé)任を真に擔(dān)うことを必要としている。米當(dāng)局に対して、現(xiàn)在の國(guó)際情勢(shì)を冷靜かつ明確に認(rèn)識(shí)するよう忠告する。トランプの狂気とでたらめの覆轍を踏んではならない。（編集NA）

「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2021年5月31日