このほど記録的な集中豪雨に見舞われた河南省の一部の地域では水害が発生し、鞏義市米河鎮(zhèn)の多くの村では通信が遮斷してしまった。そこで、中國(guó)応急管理部（省）は今月21日、上空通信プラットフォームが搭載された多用中高度長(zhǎng)時(shí)間滯空無(wú)人機(jī)「翼竜（Wing Loong UAV）」を緊急出動(dòng)させた。

「翼竜」は省を跨いで長(zhǎng)距離飛行し、4時(shí)間半かけて鞏義市に到著、午後6時(shí)21分に、米河鎮(zhèn)の通信が遮斷された地域に入り、緊急時(shí)用の上空通信プラットフォームが「空飛ぶ?jǐn)y帯基地局」となり、約50平方キロの範(fàn)囲の住民が安定してネットワークに接続できることを可能にした。午後8時(shí)までにこの「空飛ぶ?jǐn)y帯基地局」に接続したユーザー數(shù)は2572人となり、利用されたパケット數(shù)は1089.89Mとなった。最多で648人が同時(shí)に接続し、被災(zāi)者が被災(zāi)狀況を報(bào)告したり、無(wú)事であることを伝えたりした。このように「翼竜」は緊急時(shí)の通信を確保する生命線となっている。（編集KN）

「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2021年7月23日