蔦屋書店が上海に出店した「上海上生新所蔦屋書店」の中國(guó)初のポップアップストアが16日から25日にかけて、上海新天地時(shí)尚I の1階中庭にオープンする。このポップアップストアは「飲食美育」をメインテーマとしているため、「好好吃飯」(しっかりご飯を食べる)と名付けられた。

日々の食事を大切にするという観點(diǎn)から、このポップアップストアは蔦屋書店內(nèi)の食材やレシピ、お酒やドリンク、文化?美學(xué)などに関する中國(guó)語(yǔ)や外國(guó)語(yǔ)の本?雑誌を2000冊(cè)以上セレクトした。本の內(nèi)容は、現(xiàn)在人気の食生活やライフスタイルなどに関する世界の新しい情報(bào)のほか、おなじみの料理や伝統(tǒng)工蕓の紹介もあり、本で美食の世界を楽しみ、生活の美を味わうことができる。
蔦屋書店の祁祺店長(zhǎng)は、「食は人々の五感を刺激し、そこには最もシンプルな形で文化や歴史、風(fēng)土、感情が宿っている。そしてそうした力があるからこそ、食は人の心を癒やし、未知の領(lǐng)域へと誘うことができる」と述べた。
ポップアップストアに展示されているアート作品は、上海に暮らし、活躍するアーティスト?陳欣氏によるものだ。陳氏の最近の作品は、絵畫とインスタレーションによって、デジタル時(shí)代のデータライフが自由な意志や記憶、身體などにもたらす変化を表現(xiàn)しようとしている。

陳氏は、「科學(xué)技術(shù)は私たちと身體との距離をますます遠(yuǎn)ざけており、個(gè)人の感情表現(xiàn)の環(huán)境と土壌に変化が生じている。感情を中心とする體験はネット上で微々たるものに見えるが、不條理に瞬時(shí)にして拡大されることもある。データが自由を拭い去ると同時(shí)に、自由と身體が欲求と抑圧の中で循環(huán)を繰り返す。これらの絵畫作品に植物の要素を盛り込んだのは、植物がもたらす成長(zhǎng)の力を借りて、斷片化する生活に抵抗し、時(shí)間を引き延ばすためだ」と説明している。(編集YF)
「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2021年8月17日
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