中國(guó)の秦剛駐米大使は22日、「米國(guó)の一部は現(xiàn)在、米中関係を民主主義と権威主義との対決と定義し、イデオロギー的対立を煽り立てている。両國(guó)関係が深刻な困難に直面している根本的原因は、ここにある」と述べた。新華社が伝えた。

同日、カーターセンターとジョージ?H?W?ブッシュ米中関係財(cái)団の共催したオンライン対話に出席した秦大使は、カーター元大統(tǒng)領(lǐng)とブッシュ元大統(tǒng)領(lǐng)が中米関係の発展に果たした歴史的貢獻(xiàn)を前向きに評(píng)価し、「中米の數(shù)世代の指導(dǎo)者と各界の共同努力の下でこそ、中米関係は著しい発展を遂げることができた」と指摘。

「中米は歴史も文化も制度も異なる。中米は相手國(guó)を変えるべきではないし、変えることもできない。イデオロギーの垣根を打破し、ゼロサムゲームのロジックを捨て去り、互いの理想を認(rèn)め合い、尊重し合い、平和的に共存するべきだ」とした。

また秦大使は、「中國(guó)は前進(jìn)の過(guò)程において、依然として多くの困難や試練に直面している。だが我々は改革を深め、社會(huì)主義民主政治を確立し、國(guó)家ガバナンスのシステムと能力の現(xiàn)代化を?qū)g現(xiàn)し、素晴らしい生活を求める國(guó)民の願(yuàn)いをより良くかなえ、全人類(lèi)の進(jìn)歩により大きな貢獻(xiàn)をし続けている。中國(guó)はまさに、平和?発展?公平?正義?民主?自由という全人類(lèi)共通の価値観を追求している。中國(guó)の社會(huì)主義の全過(guò)程における民主は『人民の中から生じ、人民へと向かい、人民と共にある、人民のための民主』と理解することができる」とした。

ジョージ?H?W?ブッシュ米中関係財(cái)団のニール?ブッシュ會(huì)長(zhǎng)は、「米中関係は今日の世界で最も重要な二國(guó)間関係だ。新たな局面を前に、米中は長(zhǎng)期的視點(diǎn)を堅(jiān)持し、通常の対話や意思疎通を通じて相互理解と信頼を増進(jìn)し、各分野で協(xié)力を拡大し、二國(guó)間関係における問(wèn)題や試練を克服し、両國(guó)民により多くの幸福をもたらし、世界の平和と繁栄を促進(jìn)するべきだ」とした。（編集NA）

「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2021年9月24日