中國人民対外友好協(xié)會(huì)が主催し、青海省西寧市人民政府と人民網(wǎng)が実施する2021國際「漢字縁」中國語スピーチコンテストの決勝が10月12日に青海省西寧市で無事閉幕した。人民網(wǎng)が伝えた。
決勝には、中國人民対外友好協(xié)會(huì)の李希奎副會(huì)長(zhǎng)と青海省外事弁公室の応秀麗副主任、西寧市人民代表大會(huì)常務(wù)委員會(huì)の郭力克副主任、西寧市人民政府の張愛紅副市長(zhǎng)、西寧市政治協(xié)商會(huì)議の全武副主席、人民日?qǐng)?bào)社青海支社の劉成友社長(zhǎng)が來賓として出席した。また、青海省中國文學(xué)蕓術(shù)界聯(lián)合會(huì)の谷暁恒副主席と中國人民対外友好協(xié)會(huì)文化交流部の朱丹主任、人民網(wǎng)の羅華総編集長(zhǎng)、「人民中國」雑誌社の王衆(zhòng)一総編集長(zhǎng)、中國伝媒大學(xué)政府?公共事務(wù)學(xué)院副院長(zhǎng)の周亭教授、中國伝媒大學(xué)アナウンサー蕓術(shù)學(xué)院教授で、國家級(jí)普通話(標(biāo)準(zhǔn)中國語)レベル試験官の曽志華氏が決勝の審査委員として招かれ、決勝の場(chǎng)で參加者の採點(diǎn)を行った。
李??睍?huì)長(zhǎng)は挨拶の中で、「數(shù)千年の歴史の中で、『仁』の理念は中國人に脈々と受け継がれ、それはその行動(dòng)や所作の中に體現(xiàn)され、中華民族の『天と人は一體』とする宇宙の思いと『天の下には一つの家』という人類の思いやりを育んできた。今回のスピーチコンテストではこの『仁』をテーマに、より多くの人々が中華民族の平和、和睦、調(diào)和の理念を理解してもらうことを目指している。新型コロナウイルス感染癥は今もなお世界中でまん延しており、共通の脅威と挑戦は、人類は一體であり、地球は一つの家であることを改めて証明した。世界には『仁愛』の精神の力が必要であり、心を一つにして協(xié)力し、手を攜えて共に人類運(yùn)命共同體を構(gòu)築していく必要がある。參加者たちが漢字を媒體として、漢字との縁を結(jié)び、このコンテストをきっかけに、文明の交流と相互參考を促進(jìn)し、人類のより繁栄し、より安定した素晴らしい未來を切り拓いてほしい」とした。
今回の決勝には、ドイツ、カザフスタン、アルゼンチン、インド、日本、シリア、フランス、ジンバブエ、コンゴ、米國(國の順番は出場(chǎng)順)から來た參加者10人が「仁」をテーマに、7分間のスピーチを披露。流暢な中國語で、漢字との「縁」を心を込めて語ったほか、中國でしっかりと心に刻まれた感動(dòng)のエピソードを紹介して、 「仁者は人を愛する」と説く中華文化に対する思いや共感を語った。
審査委員は參加者の中國語の表現(xiàn)力、聞く人をどれほど感動(dòng)させたか、スピーチで語られた?jī)?nèi)容の価値観、文明の相互參考という視點(diǎn)における積極性などを評(píng)価して採點(diǎn)し、最終的にジンバブエの楊靖さんが「特等賞」を受賞した。また、馬麗さん(シリア)、晶晶さん(カザフスタン)が一等賞、10歳の小雨さん(インド)、李宏宇さん(アルゼンチン)、艾傑さん(米國)が二等賞、谷下真里さん(日本)、査爾斯さん(コンゴ)、李査さん(フランス)、克里斯朵夫さん(ドイツ)が三等賞を受賞した。
2021國際「漢字縁」中國語スピーチコンテストのテーマは、中國伝統(tǒng)文化の儒教の思想の中心である「仁」。5月17日に世界各地で1回戦が始まり、50ヶ國?地域以上で中國語學(xué)習(xí)者3000人以上が參加した。同コンテストは、參加者に奧深い中國文化に対する思いを語ってもらうことで、漢字の奧深い魅力を発揚(yáng)し、中華文明のはるか昔から受け継がれ、追及されてきた価値観や互いに尊重し合うこと、公平、正義、協(xié)力しウィンウィンを?qū)g現(xiàn)する調(diào)和のとれたビジョンを伝え、世界中の人々が「漢字」を通して縁を結(jié)び、互いに理解し合い、融合し合う友好のストーリーを共有することをその目的としている。(編集KN)
「人民網(wǎng)日本語版」2021年10月13日