中國の稅関総署が29日に明らかにしたところによると、地域的な包括的経済連攜（RCEP）協(xié)定の拘束力ある義務(wù)701項(xiàng)目のうち、稅関総署が単獨(dú)または共同で擔(dān)當(dāng)機(jī)関となるものが174項(xiàng)目あり、全體の24.8％を占め、すでに実施に向けた準(zhǔn)備作業(yè)が全面的に完了しているという。中國新聞社が伝えた。

同署の説明によると、RCEPは現(xiàn)在世界最大規(guī)模の自由貿(mào)易協(xié)定であり、加盟國は中國、日本、韓國、オーストラリア、ニュージーランドの5ヶ國及びASEANの10ヶ國の計(jì)15ヶ國で、総人口、経済規(guī)模、貿(mào)易額の総額はいずれも世界の約30％を占める。

同署はこれまでRCEPの発効に向けた準(zhǔn)備作業(yè)を全面的に完了している。

原産地規(guī)則と関稅減免について、同署はRCEPの原産地規(guī)則と関稅減免が実施されて生じる可能性のある解決が困難な問題に焦點(diǎn)を當(dāng)て、「速くできるものは速く」の原則に基づき、監(jiān)督管理の強(qiáng)化、サービスの最適化、國際最高基準(zhǔn)とのマッチングの原則を含む38項(xiàng)目の具體的任務(wù)を著実に完了する。「RCEP輸出入物品の原産地管理規(guī)則」と「認(rèn)定輸出業(yè)者の管理規(guī)則」の2つの規(guī)則と関連する規(guī)範(fàn)的文書4件を打ち出す。優(yōu)遇措置を受ける物品の申請?報(bào)告モデルと通関書類の構(gòu)造を最適化し、原産地規(guī)則と協(xié)定の稅率が全面的に実施されるよう保証し、ビザのデータと通関のデータの共有?応用を?qū)g現(xiàn)することなどが含まれる。

稅関プロセスと貿(mào)易円滑化をめぐり、同署はRCEPの貿(mào)易円滑化の各ルールに焦點(diǎn)を當(dāng)て、持続的に通関プロセスを最適化し、通関の効率を向上させ、通関にかかるコストを引き下げてきた。例えば、輸出入段階の監(jiān)督管理証明書の簡素化を持続的に推進(jìn)することなどだ?，F(xiàn)在まで、輸出入段階でチェックが必要な監(jiān)督管理証明書は2018年の86種類から41種類に簡素化され、52.3％減となった。

動(dòng)植物の検疫と食品の安全、輸出入商品の検査について、同署は中國とRCEP加盟國との動(dòng)植物検疫分野の協(xié)力での相互補(bǔ)完性の高さという優(yōu)位性も利用して、越境する農(nóng)産物の參入メカニズムを全面的に整理し、中國の質(zhì)の高い農(nóng)産物の輸出を推進(jìn)する。またRCEP加盟國と動(dòng)植物の疾病情報(bào)の共有などを強(qiáng)化するという。（編集KS）

「人民網(wǎng)日本語版」2021年12月30日