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頻繁な軍事演習(xí)で地域情勢を撹亂する日米、地域の安全保障リスクを増大

人民網(wǎng)日本語版 2022年01月06日15:00
頻繁な軍事演習(xí)で地域情勢を撹亂する日米、地域の安全保障リスクを増大
ベンガル灣で演習(xí)「マラバール2021」を?qū)g施する日米印豪の海軍

2021年12月4日から17日まで、米海兵隊は日本の陸上自衛(wèi)隊と指揮統(tǒng)制?連攜要領(lǐng)の整備によって共同作戦能力を高めることを目的に、日本各地で演習(xí)「レゾリュート?ドラゴン」を?qū)g施した。(文:朱春雨<軍事科學(xué)院大學(xué)院>。中國軍網(wǎng)掲載)

近年、自衛(wèi)隊は米軍との演習(xí)?訓(xùn)練を足掛かりに「切れ目のない協(xié)力」を強化し続け、共同行動計畫を検証し、作戦統(tǒng)合を加速している。これと同時に、両國は域內(nèi)外の國々の抱き込みにも一段と力を入れ、インド太平洋地域を撹亂している。米國には日本に対する制約を緩和する意図があり、日本には米國の力を借り地域における影響力を拡大する狙いがある。日米が手を組んでインド太平洋で事を起こす危険性が著しく増大している。

日本側(cè)の公表したデータによると、2021年に日米は二國間合同演習(xí)を40回以上実施した。これは自衛(wèi)隊の年度演習(xí)の半分以上を占める。これらの演習(xí)は規(guī)模、內(nèi)容、地域などの面で多くの進展があった。また、日米は実戦的意味合いのより強い、ターゲットを絞った合同演習(xí)を繰り広げた。

バイデン政権は発足以降、引き続き「インド太平洋戦略」を強力に推進し、インド太平洋地域への戦略投入を拡大し続けている。米國には、二國間または多國間演習(xí)を通じて武力を誇示することで、同盟國やパートナーを集め、責(zé)務(wù)を果たす姿勢を示し、より高水準(zhǔn)の安全保障ネットワークを構(gòu)築して、インド太平洋地域の問題における主導(dǎo)権を維持する狙いがある。米國は日本を重要な駒と見なしており、日本を戦略競爭の橋頭堡、軍事対立の前線基地にすることを望み、自らの力不足を補うために同盟任務(wù)をより多く擔(dān)うよう日本に促している。

日本側(cè)には、米國に頼り、他國を引き込むことで自信を強めようとする一方で、これを機に軍事モデルの転換を推進し、作戦能力を強化し、攻撃的軍事力構(gòu)築の突破口を開きたいという思惑もある。長期的に見れば、日本のこの動きにはより大きな戦略的企図がある。すなわち、地域問題における日本の影響力を高めるとともに、世界的問題への介入と軍事?政治大國化という目標(biāo)達(dá)成に向けて地ならしをすることだ。

最近の日米主導(dǎo)の一連の演習(xí)は「南西有事」という基本想定に基づき、離島奪還作戦能力に焦點を合わせたものが多い。日米による様々な戦爭シナリオを想定した全過程?全要素の戦爭対処演習(xí)は、地域の平和と安定を深刻に脅かすことになるだろう。

特に警戒すべきは、日本が米國の同盟體制の中でより重要な役割を果たそうとしていることだ。第二次世界大戦後、日米は軍事同盟を結(jié)び、「米國が主導(dǎo)、日本が補佐」「米國が攻撃、日本が防衛(wèi)」という軍事?安全保障構(gòu)造を形成した。近年、日本は主體的意識を強め続け、米國の黙認(rèn)さらには支持の下、同盟における「保護対象」から「作戦區(qū)域パートナー」、さらには「グローバル?パートナー」へと次第に転換しつつある。 このことは、日米同盟が攻撃的要素を強め続けていることも示している。將來的には、日本は引き続き米國と連攜してインド太平洋地域でプレゼンスと行動を強化し続ける可能性が高く、両國が手を組んでこの地域で事を起こす危険性が増大し続けている。周辺諸國は、このような動きに強く警戒すべきである。(編集NA)

「人民網(wǎng)日本語版」2022年1月6日

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