福建省漳州市高新區(qū)にある中國ブーゲンビリア文化生態(tài)展示園では、美しく咲き誇ったブーゲンビリアが、約2ヘクタールの園內(nèi)を埋め盡くしていた。暦の上では二十四節(jié)気の「小寒」を迎えているが、そんな寒さをものともせず、獨(dú)特な形の花をしたブーゲンビリアは鮮やかにその美しい姿で人々を魅了していた。

今から百年ほど前に中國にもたらされたブーゲンビリアは、たくさんの花を咲かせ、その色合いも様々で、開花期が長いという特徴から、中國の人々に好まれた。溫暖な気候の漳州では、ブーゲンビリアの栽培や改良が進(jìn)められ続け、「強(qiáng)い剪定」や厳格にコントロールされた水やりや肥料やりといった一連の栽培技術(shù)を次々と生み出し、漳州産ブーゲンビリアはより美しくなり、人々を魅了するようになっていった。

現(xiàn)在、漳州におけるブーゲンビリアの栽培面積は約2700ヘクタールに達(dá)し、栽培品種は約400種、栽培農(nóng)家?生産企業(yè)は約3千軒、年産額は15億元(1元は約18.1円)以上、従業(yè)員は3萬人以上、生産販売量は全國市場で約7割のシェアを誇る。廈門（アモイ）、泉州、福州などの周辺地區(qū)のみならず、重慶、武漢、広西、海南など中國全土、さらには中東、インド、歐米の國家?地域などでも各種「漳州産」ブーゲンビリアがその艶やかで美しい花で彩りを添えている。（編集KM）

「人民網(wǎng)日本語版」2022年1月10日