國家林業(yè)?草原局によると、國家植物園が18日、北京市で正式に発足した。同植物園は中國科學(xué)院植物研究所（南園）と北京市植物園（北園）の既存の條件を踏まえた上で統(tǒng)合されたもので、総計(jì)畫面積は600ヘクタール近くにのぼる。

中國は植物多様性が世界で最も豊富な國の一つで、既知の高等植物は3萬7000種以上にのぼり、世界の約10分の1を占めている。中國は2021年10月12日、生物多様性條約第15回締約國會(huì)議（COP15）の首脳サミットで、生息域內(nèi)保全と生息域外保全を結(jié)びつけるのを全體的に統(tǒng)括する原則に基づき、北京市や広州市などの國家植物園體制建設(shè)を開始すると発表した。國務(wù)院は21年12月28日、北京市で國家植物園を設(shè)立することを承認(rèn)した。

國家林業(yè)?草原局の関係責(zé)任者によると、國家植物園體制の建設(shè)は、エコ文明建設(shè)推進(jìn)の重要な措置だ。國家植物園は植物の生息域外保全と科學(xué)研究の展開を中心に、科學(xué)の発信、園林?園蕓展示、レジャーなどの機(jī)能を兼ね備える総合的な場及び國家植物多様性保護(hù)拠點(diǎn)で、一國の経済、科學(xué)技術(shù)、文化、生態(tài)、社會(huì)の持続可能な開発水準(zhǔn)の重要なシンボルだ。

「首都で國を象徴する國家植物園の設(shè)立は、世界の多くの國の慣例だ」。國家林業(yè)?草原局の関係責(zé)任者によると、國家植物園は國の代表性及び社會(huì)公益の理念を堅(jiān)持し、重點(diǎn)的に三北地域（西北、華北、東北）の地元の植物、北半球溫帯の代表的な植物、世界の各地理的區(qū)分の代表的な植物、絶滅危懼植物を3萬種以上集める。中國の植物種數(shù)の80％の科、50％の屬を網(wǎng)羅し、世界の植物種數(shù)の10％を占める。五大陸の代表的な植物の標(biāo)本を500萬點(diǎn)集める。植物科學(xué)研究センター、生息域外保全研究センター、遺伝資源保存センター、標(biāo)本館2期、五大陸溫室群などのプロジェクトを次々と完成させ、28の特色専類園を建設(shè)する。（編集YF）

「人民網(wǎng)日本語版」2022年4月19日