近く25回目の誕生日を迎える香港特別行政區(qū)は、様々な統計で世界の上位を占めている。こうした數字の1つ1つが、「香港特區(qū)」という4文字の持つ実質的な価値を體現している。新華社が伝えた。

香港地區(qū)は世界で最も自由なエコノミーだ。香港地區(qū)は1997年から25年連続でこの栄譽に輝いている。フレーザー研究所の「世界経済自由度レポート2021」で、香港地區(qū)は5つの指標のうち「國際貿易の自由度」と「規(guī)制」で引き続き首位に立った。

香港地區(qū)はアジア最大の金融センターであり、ニューヨークやロンドンと並び稱されることが多い。英國Z/Yenグループと中國（深セン）総合開発研究院が今年発表した最新の「世界金融センター指數」レポートで、香港地區(qū)は世界総合3位を維持した。

香港地區(qū)は人材競爭力でアジアトップだ。スイス?ローザンヌにある國際経営開発研究所が発表した「IMD世界人材競爭力レポート2021」で、香港地區(qū)は昨年から3ランクアップしてアジア首位となった。

香港地區(qū)は祖國復帰以來、アジア金融危機、重癥急性呼吸器癥候群（SARS）、世界金融危機、「條例改正をめぐる騒動」、新型コロナウイルスの感染拡大といった様々な試練を経験したが、「一國二制度」の香港地區(qū)における実踐は世界の認める成功を収めた。

「一國二制度」の下、香港特區(qū)は従來の資本主義制度を維持するとともに、ビジネスを行う上で獨特の優(yōu)位性を享受している。香港地區(qū)基本法は、私有財産と外國からの投資の保護、外國為替管理政策を実行しないこと、自由港としての地位の維持、物品?財産?資本の自由な移動の保障、香港地區(qū)を獨立した関稅地區(qū)とすることを定めている?；痉à悉蓼?、特區(qū)の司法の獨立、コモンローの継続的な適用、香港人の基本的権利を保障している。

香港地區(qū)にとって「一國二制度」は最大の優(yōu)位性であり、『一帯一路』（the Belt and Road）イニシアティブや粵港澳大灣區(qū)（広州、仏山、肇慶、深セン、東莞、恵州、珠海、中山、江門の9市と香港、澳門＜マカオ＞両特別行政區(qū)によって構成される都市クラスター）など國家戦略の実行は新たな重要なチャンスだ。香港地區(qū)は混亂から安定への重大な転換を果たし、現在は安定から繁栄へと至る重要な時期にある。香港地區(qū)がその獨特の優(yōu)位性を発揮し、國家の発展の大局により良く融け込み、長期的な安定と発展を保ち、「香港特區(qū)」ブランドの持つ実質的価値を高め続けていくことが期待されている。（編集NA）

「人民網日本語版」2022年6月14日