易居不動(dòng)産研究院が13日に発表した報(bào)告書(shū)によると、2021年に世界の主要エコノミー80ヶ所の不動(dòng)産バブル率は、10年ぶりの過(guò)去最高を更新した。世界1位はアルゼンチンで98.1％に達(dá)した。中國(guó)新聞社が伝えた。

2020年に新型コロナウイルス感染癥が発生すると、世界の主要國(guó)は危機(jī)に対応するために相次いで緩和策を打ち出した。こうした超緩和政策に大規(guī)模な財(cái)政活性化措置が重なり、多くの地域で不動(dòng)産価格が急上昇して、これまでにない高い水準(zhǔn)に達(dá)した。

同報(bào)告書(shū)の統(tǒng)計(jì)データによると、21年の不動(dòng)産バブル率上位5ヶ國(guó)は1位から順に、アルゼンチン（98.1％）、韓國(guó)（64.1%）、チリ（41.5%）、フィリピン（37.0%）、メキシコ（28.5%）だった。

このうちアルゼンチンが不動(dòng)産バブルになった原因のうちかなりの部分を占めるのは、（収入に対するローン返済額の割合を示す）住宅ローン返済比率が異常に高いことだ。21年にはアルゼンチンの世帯がローン返済に何年かかるかを計(jì)算すると78.4年になった。他國(guó)と比較すると、アルゼンチンのローン返済期間は世界平均9.2年の8.5倍に相當(dāng)し、かなり困難であることがわかる。

同報(bào)告の指摘によると、21年の北米地域不動(dòng)産バブル率は20.2％と、地域別で深刻だった。さらにこの地域は過(guò)去1年間近くにバブル率が約11.45ポイントも上昇しており、6大陸の中で上昇ペースが最も速かった。その主な原因は、感染癥が発生した後、米連邦準(zhǔn)備制度理事會(huì)（FRB）が金融緩和を進(jìn)めて市場(chǎng)にお金を大量に流し込んだため、米國(guó)とカナダの不動(dòng)産価格上昇幅が大きく拡大したことにある。うち21年の不動(dòng)産バブル率は米國(guó)が20.5％、カナダが16.5％だった。

21年の住宅ローン返済比率が最も高かった地域はアジアで、90平方メートルの住宅1戸を購(gòu)入するのに20.8年かかる計(jì)算だった。次は中南米で約17.3年だった。（編集KS）

「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2022年6月14日