中日國交正?;?0周年を記念して、在日中國企業(yè)協(xié)會や在大阪中國総領(lǐng)事館はこのほど、中國初代総理の周恩來氏が京都の嵐山を散策したときに詠んだ有名な詩「雨後嵐山」の詩碑を仰ぎ見る記念活動を開催した。在大阪中國総領(lǐng)事館の薛剣総領(lǐng)事や在日中國企業(yè)協(xié)會の王家馴會長が挨拶を行い、中日友好関係を切り開くために盡力した前世代の指導(dǎo)者を追想した。また、総領(lǐng)事や協(xié)會會長、京都日中友好協(xié)會代表、日本國際貿(mào)易促進(jìn)協(xié)會?京都総局代表、京都華僑総會、留學(xué)生代表が「雨後嵐山」詩碑に花束を手向けたほか、中國と日本の學(xué)生代表が、中國語と日本語で詩を朗読した。人民網(wǎng)が報じた。
「雨後嵐山」の詩碑は、京都の大悲閣千光寺境內(nèi)に建立され、4月5日に除幕式が開催された。1919年4月5日、青年だった周総理は京都の嵐山を訪問し、「雨中嵐山」と「雨後嵐山」という2編の有名な詩を作った。1979年、周総理の中日國交正?;丐呜暙I(xiàn)を記念して、中日友好関係団體などが、京都亀山地區(qū)の府立嵐山公園に「雨中嵐山」詩碑を建立した。そして、中日國交正?;?0周年という重要な年となった今年、「雨後嵐山」詩碑が建立され、もう1つ両國の友好交流の架け橋となった。

6月30日、周総理の「雨後嵐山」の詩碑を仰ぎ見る記念イベントで挨拶する在大阪中國総領(lǐng)事館の薛剣総領(lǐng)事(寫真提供?青城)。
薛総領(lǐng)事は挨拶の中で、「厳しい暑さの中、大阪総領(lǐng)事館は、遠(yuǎn)方より駆け付けた在日中國系企業(yè)の代表や日本の方々、中國人留學(xué)生たちと一堂に會し、共に瞻仰詩碑をすることができた。皆さんが、周総理を含めた前世代の指導(dǎo)者の素晴らしい伝統(tǒng)を継承、発揚し、意気盛んに奮起し、怠ることなく真剣に取り組み、國のため、國民のために、懸命に奮闘し、新時代と新たな旅路に、悔いのない奮闘の足跡を刻むことを願っている」と語った。
そして、今年は中日國交正?;?0周年であることに言及し、「內(nèi)や外の要素の影響で、中日関係は以前から存在する問題と新たな問題が交錯しながら、際立つようになっており、これからどこへ向かうかが決まる、重要な分岐點に再び立っている。今の困難な局面の下、私たちは國交正?;纬跣膜蛩激て黏长?、両國関係の歴史から経験と教訓(xùn)をくみ取り、前世代の指導(dǎo)者の英明な決斷から勇気と知恵を?qū)Wび、中日間の4つの基本文書の精神を固く守り、中日友好協(xié)力の使命を受け継ぎ、両國関係の正しい方向をよりはっきりと、徹底して把握し、次の50年の発展の前途を、固い決意で、力強く切り開かなければならない」と呼びかけた。

6月30日、周総理の「雨後嵐山」の詩碑を仰ぎ見る記念イベントで挨拶する在日中國企業(yè)協(xié)會の王家馴會長(寫真提供?青城)。
王會長は、在日中國企業(yè)協(xié)會の會員を代表して、詩碑に深々と頭を下げた後、挨拶を行い、「『雨後嵐山』は、青年だった周総理のロマンチックな美的意識、感情、壯大な政治的抱負(fù)を反映している。1979年に『雨中嵐山』が建立されてから43年経った今年、姉妹碑として『雨後嵐山』が建立された。2基の詩碑は、桂川を挾んで建っており、前世代の指導(dǎo)者の足跡と中日友好の物語を後世の人に伝え続け、歴史を回顧し、共に発展するようにと、私たちを激勵してくれている。當(dāng)協(xié)會は発足した時から、中日経済貿(mào)易協(xié)力や中日友好関係の拡大、発展に力を注いできた。今年は中日國交正常化50周年で、當(dāng)協(xié)會は引き継ぎ積極的な役割を果たし、中日関係や二國間経済貿(mào)易協(xié)力発展をさらにバックアップしたい」と語った。

6月30日、周総理の「雨後嵐山」の詩碑を仰ぎ見る記念イベントで挨拶する京都府日中友好協(xié)會の田中彰壽代表(寫真提供?青城)。
日本の各界の人々も記念イベントに出席し、挨拶を行った。京都府日中友好協(xié)會の田中彰壽代表は、「當(dāng)協(xié)會は長期にわたり、両國の民間交流活動の積極的な推進(jìn)に取り組んできた。今後も引き続き友好の伝統(tǒng)を発揚し、民間の実務(wù)的な交流を促進(jìn)していきたい」と語った。日本國際貿(mào)易促進(jìn)協(xié)會京都総局の西岡稔夫代表は、経済貿(mào)易という観點から、「両國の友好協(xié)力を深化させ、互恵?ウィンウィンを促進(jìn)させることは、日中関係を前進(jìn)、発展させ続けるための基本路線だ」と指摘した。

周総理の「雨後嵐山」の詩碑を仰ぎ見る記念イベント會場の様子(寫真提供?青城)。
周恩來和平研究所の王敏所長は、記念イベントで、嵐山を訪問した際の周総理の逸話や日本に留學(xué)していた時の思いなどを紹介した。在日中國企業(yè)協(xié)會の代表たちは、「『雨後嵐山』の朗読を通して、國交正?;纬跣膜蛩激て黏长贰F(xiàn)在の中日関係の動向や今後の方向性について認(rèn)識、理解を深めることができた。そして、中日友好の信念をさらに堅くすることができた」と聲を揃えた。

代表団と共に門川大作京都市長を表敬訪問した王家馴會長(寫真提供?青城)。

門川大作京都市長を表敬訪問した在日中國企業(yè)協(xié)會代表団(寫真提供?青城)。
周総理の「雨後嵐山」の詩碑を仰ぎ見る記念イベントが開催された6月30日午前には、王會長は在日中國企業(yè)協(xié)會の代表団と共に、門川大作京都市長を表敬訪問し、在日本中國大使館の宋耀明経済商務(wù)公使の在日中國企業(yè)と京都市の経済貿(mào)易発展促進(jìn)を願う思いを伝えた。また、雙方が未來を展望し、友好的な交流を行った。(編集KN)
「人民網(wǎng)日本語版」2022年7月7日