中國(guó)科學(xué)院古脊椎動(dòng)物?古人類研究所が発表した情報(bào)によると、同研究所の研究者はこのほど「地層學(xué)雑誌」に巻頭記事を掲載し、同研究所の早期脊椎動(dòng)物チームの全國(guó)のシルル紀(jì)淺海赤色層における20年にもわたるフィールドワークの重要成果を発表した。江蘇省南京市、浙江省長(zhǎng)興市、安徽省巣湖市、江西省九江市、湖北省武漢市、湖南省張家界市、重慶市秀山土家（トゥチャ）族苗（ミャオ）族自治県、新疆維吾爾（ウイグル）自治區(qū)塔里木（タリム）などのシルル紀(jì)前期海洋赤色層の中から、大量の早期魚(yú)類化石材料を発見(jiàn)し、こうした地域の重要な古代魚(yú)類化石の証拠を提供している。北京日?qǐng)?bào)が伝えた。

揚(yáng)子海及び古代魚(yú)の化石産地の分布（青色は海、黃色は陸、赤色は淺海を示す）。（山顕任氏が古代地図を作成、縦瑞文氏が湖北武漢生態(tài)復(fù)元図を提供、その他の生態(tài)復(fù)元図はいずれも楊定華氏が作成）

研究によると、早くも今から4億3800萬(wàn)年前のシルル紀(jì)前期に、中國(guó)の長(zhǎng)江流域を中心とする華南プレートは「揚(yáng)子?！工群簸肖欷霂诖螭屎￥坤盲?。同海域はさらに上?下の揚(yáng)子海に分かれ、両者は1本の細(xì)長(zhǎng)い水路によって結(jié)ばれていた。一方で、今日の4000キロメートル離れたタリム盆地も現(xiàn)在の位置になく、中國(guó)の華南プレートとつながっていた。そのため両地域の古代魚(yú)類の姿が非常に似通っていた。

ガレアスピス類は中國(guó)のシルル紀(jì)の淺海赤色層によく見(jiàn)られるもので、その硬い膜狀の殻により化石として保存されやすい。中國(guó)のシルル紀(jì)のガレアスピス類の化石は種類が多く、數(shù)が豊富だ。

既存の化石の記録を見(jiàn)ると、中國(guó)のシルル紀(jì)のガレアスピス類の化石は全體的に、華夏古陸と滇黔古陸の縁に沿うようにして分布している。これは今から4億3800萬(wàn)年前のシルル紀(jì)前期に、中國(guó)の長(zhǎng)江流域を中心とする広い地域がかつて、広大な揚(yáng)子海だったことをさらに裏付けている。

また、ガレアスピス類の頭部は平らで、対鰭がない。これは泳ぐ能力が低く、広がり、移動(dòng)する能力が限定的であることを意味する。新疆柯坪―巴楚地區(qū)のシルル紀(jì)前期の淺海赤色層にも豊富なガレアスピス類が含まれ、同時(shí)期の華南地域、特に浙江省長(zhǎng)興市と安徽省巢湖市の魚(yú)群の姿と大きく一致することは、4000キロメートル離れた2つのプレートが當(dāng)時(shí)、同じ海域にあった可能性を物語(yǔ)っている。（編集YF）

「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2022年8月3日