日本外務(wù)省は6日、臺灣島周辺海域での中國の軍事演習(xí)に反対し、中國側(cè)の発射したミサイルがいわゆる「日本の排他的経済水域（EEZ）」に落下したとして中國側(cè)を非難する、日米豪外相の共同聲明を発表した。これに対して、在日本中國大使館の報道官は同日、斷固たる反対と強い非難を表明した。中國新聞網(wǎng)が伝えた。

報道官は、「中國側(cè)は連日、ペロシ米下院議長が臺灣地區(qū)を訪問したこと、及びその訪日について厳正な立場を表明してきた。つまりその原因と経緯及び是非曲直は誰の目にも明らかであり、中國側(cè)の立場は國際社會の圧倒的多數(shù)の國や組織の理解と支持を得ている。だが米日豪などの國々は依然として過ちに固執(zhí)し、ASEAN関連外相會議の期間にもいわゆる外相共同聲明を発表して、中國側(cè)を非難する雑音を発した。中國側(cè)はこれに斷固として反対するとともに、強い非難を表明する」とした。

さらに、「ペロシ氏が臺灣地區(qū)を訪問するという逆行的動きに対して、中國側(cè)が対抗的行動を取るのは理の當(dāng)然である。當(dāng)該の軍事演習(xí)?訓(xùn)練は公開性と透明性のある、プロフェッショナルで、合理的かつ合法的なものであり、騒動を起こす者達(dá)に警告を発し、『臺灣獨立』分裂勢力に懲戒を加えることを旨としている。當(dāng)該海域において中日間の境界線はまだ確定しておらず、いわゆる『中國のミサイルが日本のEEZに落下した』との主張は根本的に成立しない。日米豪は白黒を逆さまにして、世論を惑わしているのであり、正しい道理と言えるものが全くない。日本側(cè)は私欲のためにこれを誇張し、操作を行っている。我々は再び日本側(cè)に厳正に促す。『臺灣を利用して中國を牽制する』政治的操作を行ってはならず、誤った道を歩み続けてはならない」と強調(diào)した。（編集NA）

「人民網(wǎng)日本語版」2022年8月8日