銭江源國(guó)家公園（寫(xiě)真提供?胡思逸）。

浙江省衢州市開(kāi)化県は取材に対し、科學(xué)研究者が今月末か9月初め頃に、同県の銭江源國(guó)家公園でトキ40羽を段階的に放鳥(niǎo)する計(jì)畫(huà)であることを明らかにした。今回の放鳥(niǎo)を通じて、中國(guó)南方エリアにおけるトキの個(gè)體群再構(gòu)築を目指すという。中國(guó)新聞網(wǎng)が報(bào)じた。

北京林業(yè)大學(xué)生態(tài)?自然保護(hù)學(xué)院の丁長(zhǎng)青教授は、「銭江源國(guó)家公園におけるトキの放鳥(niǎo)プロジェクトの科學(xué)的定義は、『再導(dǎo)入』または『野生復(fù)帰』で、絶滅危懼種がすでに絶滅したエリアで、安定的に自己維持できる個(gè)體群を構(gòu)築することを指す」と説明する。

銭江源國(guó)家公園の一角（寫(xiě)真提供?胡思逸）。

トキの個(gè)體群復(fù)帰を成功させるためには、野外のトキの個(gè)體數(shù)を増やすことが最も重要となる。2008年、「鳥(niǎo)類(lèi)のパンダ」と呼ばれているトキ5組が陝西省からはるばる浙江省まで連れてこられ、湖州市徳清県下渚湖での飼育が始まった?，F(xiàn)時(shí)點(diǎn)で、同地のトキの個(gè)體數(shù)はすでに669羽まで増えた。うち、人工飼育個(gè)體が382羽、野外個(gè)體數(shù)もすでに287羽にまで回復(fù)している。今回、開(kāi)化県で放鳥(niǎo)される予定のトキのほとんども同地で生まれ育ったトキだ。

野生復(fù)帰を確実に実現(xiàn)するために、放鳥(niǎo)が予定されているトキはすでに、「灼熱の暑さ」や「強(qiáng)風(fēng)?豪雨」といった悪天候にも適応できるよう訓(xùn)練を受けている。また、飛翔能力訓(xùn)練や人からの捕獲逃避訓(xùn)練、採(cǎi)餌能力訓(xùn)練、営巣産卵訓(xùn)練など、野外で自立して生存し、自然繁殖できるよう順化訓(xùn)練も受けている。

また、トキがエサや生息地を探すのに困ることがないよう、銭江源國(guó)家公園はさまざまな対策を講じて、生態(tài)系保全を強(qiáng)化している。例えば、2019年から、農(nóng)薬や化學(xué)肥料、除草剤の使用などが全面的に禁止されている。（編集KN）

「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2022年8月17日