敦煌研究院はこのほど、「敦煌文書(shū)（敦煌遺書(shū)）データバンク」をリリースしたことを発表した。世界の敦煌文獻(xiàn)資料の共有プラットフォームとなる同バンクには、敦煌文獻(xiàn)の基本情報(bào)、デジタル畫(huà)像、全文の書(shū)寫(xiě)、関連の研究文獻(xiàn)目録の4つのコンテンツが含まれる。また各種文獻(xiàn)の全文検索と文字畫(huà)像の対照情報(bào)も提供するという。人民日?qǐng)?bào)が伝えた。

敦煌文書(shū)とは、1900年に敦煌莫高窟の蔵経洞で発見(jiàn)された4-11世紀(jì)の古い寫(xiě)本や印刷本を指し、歴史學(xué)、考古學(xué)、宗教學(xué)、人類(lèi)學(xué)、言語(yǔ)學(xué)、文學(xué)史、蕓術(shù)史などの研究における重要な資料だ。

2012年、敦煌研究院が中心となって國(guó)家社會(huì)科學(xué)基金の重大プロジェクト「敦煌文書(shū)データバンク」が立ち上げられた。敦煌研究院敦煌文獻(xiàn)研究所が浙江大學(xué)と共同で研究チームを結(jié)成し、長(zhǎng)年にわたる探求と研究を経て、敦煌文書(shū)の記録、検索?閲覧、アウトプットなどの管理?利用の機(jī)能を備えた「敦煌文書(shū)データバンク」ソフトウェアシステムが完成した。21年5月には、プロジェクトは最終の評(píng)価審査に合格した。

敦煌研究院はこれからも引き続き世界各地に散在する敦煌蔵経洞窟で発見(jiàn)された文獻(xiàn)を全面的に整理?収録し、敦煌蔵経洞窟で出土した文獻(xiàn)?文化財(cái)のデジタル化を?qū)g現(xiàn)させ、便利ですぐに利用できる敦煌文獻(xiàn)データ共有プラットフォームを構(gòu)築するとともに、フルカラーの「敦煌文獻(xiàn)全集」の出版計(jì)畫(huà)を後押しするという。（編集KS）

「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2022年8月29日