最近、日本は米國及びその同盟國とアジア太平洋地域で合同演習(xí)?訓(xùn)練を繰り返すとともに、オーストラリア、インド、NATO各國との防衛(wèi)協(xié)力の推進(jìn)に一段と力を入れている。報道によると、日本の岸田政権は米國の「戦車」への便乗を急ぐとともに、引き続き米國の世界覇権維持の「お先棒」を擔(dān)いでおり、その軍備拡張が地域の安全保障情勢に影響を與えようとしている。中國國防報が伝えた。

報道によると、岸田文雄首相は就任後、米國との戦略的連攜に一段と力を入れてきた。今年5月に岸田首相がバイデン米大統(tǒng)領(lǐng)と會った際、日本側(cè)は日本の新たな「國家安全保障戦略」について米側(cè)の提言を聞きたい考えを示した。日本の防衛(wèi)大臣、統(tǒng)合幕僚長、陸?？兆孕l(wèi)隊の參謀長は就任後、真っ先に米軍上層部と連絡(luò)を取る。浜田靖一防衛(wèi)大臣は、米軍の提言の多くが日本の防衛(wèi)政策に反映されることを明らかにした。自衛(wèi)隊高官と米軍上層部が積極的に連動する中、自衛(wèi)隊と米軍との協(xié)力も非常に活発だ。

■地域情勢をかき亂す

日本が「協(xié)力」を表看板に掲げながら、米國との軍事的連攜を強化することは、地域の安全保障に不安定化要因をもたらすと外部は考えている。

1つには、日本の艦艇や航空機が合同演習(xí)?訓(xùn)練を名目に、日本海やフィリピン海などに頻繁に出沒することは、當(dāng)該地域に複雑な域外要素をもたらすと同時に、地域の「トラブルメーカー」となるものである。

日本が力の限り推進(jìn)する日ASEANフォーラムで、ASEANの一部の國は日本側(cè)が特定の問題において火に油を注ぐことを斷固として拒絶するとともに、海洋利益に対する日本の「高望み」を批判した。海上自衛(wèi)隊と米海軍、沿岸警備隊がオホーツク海で実施した合同軍事行動を、ロシアは「北極航路に対する侵犯」と見なした。メディアは「日本は『地域の平和維持』を主張しているが、その行動は軍備拡張の勢いを助長するものであり、情勢悪化の『元兇』だ」と報じた。

もう1つには、米國及びその同盟國との軍事協(xié)力の推進(jìn)を急ぐ日本のやり方は、その「外向型」軍事発展戦略を裏付けるものであると同時に、「狼を部屋に引き入れ」、アジア太平洋地域の軍備態(tài)勢を押し上げるものである。

一連の軍事行動において、日本は「専守防衛(wèi)」原則をほぼ放棄し、軍事的觸角を歐州や南太平洋などの地域へと伸ばし続けている。日本が次第に軍事力を誇示するようになるに従い、地域の軍拡競爭のリスクが高まっていく可能性が高いだろう。（編集NA）

「人民網(wǎng)日本語版」2022年10月31日