北京市文化?観光局によると、同市はこのほど、市民や観光客向けに、「漫歩北京」文化?観光サイクリングルート21ルートを打ち出した。
21ルートは、中軸線や京劇の旅などをテーマにした區(qū)を跨ぐ4ルートと區(qū)內(nèi)を巡る17ルートで、長さは合わせて730.8キロとなっている。文化?観光サイクリングルートは「徒歩」で観光できる短距離ルートと、自動車で観光する長距離ルートの空白を系統(tǒng)的に埋め、「サイクリング+沒入型體験」を目玉に、「文化+イノベーション業(yè)態(tài)」を架け橋にして、各種消費の新シーンを結(jié)び合わせ、文化體験、レクリエーション?運動、文化?観光消費などをうまく融合している。
21ルートのうち、先農(nóng)壇や永定門、正陽門、故宮角樓を通過する「最も美しい中軸」をテーマにしたルートでは、文化財や歴史ある建築物を見ながら文化のツールを探したり、北京獨特のムードを味わったりできる。また、國家スピードスケート館(通稱「アイスリボン」)やオリンピックタワー、オリンピック森林公園、中國國家體育場(通稱「バードネスト」)といった夏冬五輪開催都市をテーマにしたルートでは、五輪會場や代表的な景観などを見ながら、1千年の歴史を誇る古都の新たな活力を體感することができる。その他、大運河文化景勝地の漕運埠頭や三廟一塔、運河文化広場といった観光スポットを自転車で巡るルートでは、北京副都心の自然と人的?文化的景観が見事にコラボレーションする、心地の良い景色を堪能することができる。(編集KN)
「人民網(wǎng)日本語版」2022年11月7日