北京市と河北省唐山市、北京市と天津市寶坻區(qū)を繋ぐ都市間鉄道が間もなく開通し、京津冀（北京市?天津市?河北?。┾煹澜煌ā?時(shí)間通勤圏」に組み込まれることになる。中國鉄路北京局集団有限公司は16日の取材に対して、京唐都市間鉄道と京濱都市間鉄道がダイヤに基づくテスト運(yùn)行の段階に入り、開通まで秒読みとなったことを明らかにした。新華社が報(bào)じた。
京濱都市間鉄道の北辰駅と寶坻南駅の區(qū)間を走る試験車両（畫像は取材対応者が提供）。
約100年前、唐（山）胥（各荘）鉄道が開通して、中國で鉄道の歴史の幕が開けた。しかし、レールの上を走る客車を引っ張るのは馬だった時(shí)期があった。それから約100年後の今、京津冀エリアは世界で鉄道交通網(wǎng)が最も密集した地域となっており、大きな移り変わりを遂げてきた中國の鉄道を代表する存在となっている。
京唐都市間鉄道と京濱都市間鉄道は、「レール上の京津冀」の重要な位置を占めている。今年8月末の時(shí)點(diǎn)で、京津冀の鉄道総延長(zhǎng)距離は合わせて1萬キロを超え、そのうち高速鉄道が2369キロで、鉄道が人口20萬人以上の都市全てをカバーし、高速鉄道が京津冀の全ての地級(jí)市（省と県の中間にある行政単位）をカバーするようになった。
京唐都市間鉄道の唐山特大橋を通過する試験車両（畫像は取材対応者が提供）。
京唐都市間鉄道は、北京副都心総合交通ターミナル駅から、北京市通州區(qū)、河北省廊坊市、天津市寶坻區(qū)を経由して、河北省唐山市の唐山駅までを結(jié)び、全長(zhǎng)は約148.7キロ。設(shè)計(jì)最高時(shí)速は350キロとなっている。
京濱都市間鉄道は、京唐都市間鉄道の寶坻駅から、天津市寶坻區(qū)、武清區(qū)、北辰區(qū)、東麗區(qū)、濱海新區(qū)を経由して濱海西駅までを結(jié)び、全長(zhǎng)は約96キロとなっている。
「レール上の京津冀」は、接點(diǎn)の多いメッシュ構(gòu)造の交通網(wǎng)となっており、人の行き來や物流促進(jìn)をバックアップし、世界レベルの都市群形成の下支えとなる。（編集KN）
「人民網(wǎng)日本語版」2022年11月17日
