中日國交正常化50周年を記念し、陝西省西安市と友好交流都市である日本の福井県小浜市との交流?協(xié)力を深め、両市の青少年の相互理解を深めるべく、西安市委員會外事活動委員會弁公室と小浜市文化交流課が主催し、西安外國語學校、小浜市國際教育協(xié)會、小浜市の若狹高校が共同で実施した「友好都市 共に未來へ」中日友好都市青少年オンライン「バーチャル相互訪問」イベントがこのほど開催された。

西安外國語學校と若狹高校の2年生の生徒計13人が交流イベントに參加し、オンラインで対話し、2つの都市の魅力について語り合い、親睦を深めた。
西安外國語學校の呂菲校長は、挨拶の中で、「今回の交流を通して、両市の青少年の心に友情の種が植えられ、文化交流の懸け橋が築かれることを願っている」と語った。
小浜市國際教育協(xié)會の藪本金一會長は挨拶の中で、「新型コロナウイルス感染が拡大する中でのオンライン交流により、両市の青少年は相手國の文化に対する理解を深めることができ、人生経験を積むうえで重要な意義がある。今回のイベントを通して、両市の青少年の友好交流がさらに深まることを願っている。また、一日も早く、対面でさらに多くの交流イベントを開催できるようになることを願っている」と語った。


イベントでは、中日の青少年が手書きのイラストやPPTなどを通して、自己紹介を行った。グループごとのディスカッションで、生徒たちはPPTや動畫を通して、「中日の高校生の學校生活」、「私の住む都市の文化、風習」、「都市の名所舊跡」といったテーマで語り合い、それぞれの都市の様子や文化の魅力を存分に紹介した。フリートークの時間には、両市の生徒が學校生活の楽しさや収穫、自分の夢、人生計畫などを語り合い、大いに盛り上がった。交流後は、記念撮影をする姿も多くみられた。
その他、西安外國語學校と若狹高校の生徒たちは、それぞれの學校や都市の魅力、様子を自分たちで撮影?記録したVlogを視聴。相互理解や親睦を深めた。

西安市外國語學校の生徒代表は、「小浜市の生徒が紹介した日本の文化や小浜市の美しい景色が印象深かった。私たちも西安の食文化や特色ある観光スポット、伝統(tǒng)文化などを日本の高校生に紹介でき、とても楽しかった。今後も引き続き努力し、さらにたくさんの中國の聲を外國の人に伝えたい」と話した。
西安市外國語學校の教員代表は、「新型コロナウイルス感染が拡大する中、オンラインの形で、中日の高校生の『至近距離交流』が実現(xiàn)し、とてもありがたいことだと感じている。新型コロナウイルス感染拡大が収束し、両市の青少年が対面で交流し、親睦を深められることを願っている」と語った。
小浜市の高校生は、「西安の高校生と交流する機會があると聞いて、ずっと楽しみにしていた。今日はわずか2時間半の交流だったが、言語の壁を乗り越えて、友達のように親しく交流できた。機會があれば、是非西安に行ってみたい。西安の高校生が小浜に來るのも大歓迎」と話した。
西安市と小浜市は長期にわたり、高校生の交流活動を展開し、親睦を深めてきた。新型コロナウイルスの影響で、オフラインイベントを開催することはできないものの、両市はオンライン「バーチャル相互訪問」といった形で、友好交流を続けてきた。2021年の1回目のオンライン交流會に続く今回のイベント開催により、交流の規(guī)模が拡大し、その形式が増え、さらに多くの青少年に対して、両市の友好交流活動に積極的に參加するよう呼び掛けられた。また、両市の青少年の國際的な視野が広がる機會ともなり、両市の青少年の相互理解促進や友好感情を深めるうえで、有意義なイベントとなった。
福井県の南西部に位置する小浜市は、古くから重要な港町として栄え、京都や滋賀、奈良といった地域に大陸文化を伝え、各地の物産を輸送する際に必ず経由する場所となってきた。小浜市はシルクロードの日本での玄関口とされてきた。小浜市は、農(nóng)業(yè)や漁業(yè)、観光業(yè)が盛んで、海水浴場や文化遺産も數(shù)多い。小浜市と西安市は2009年9月に友好都市提攜を結(jié)んでいる。