イラスト作成?譚希光（イラストの著作権は人民網(wǎng)が保有。無斷転載禁止）

米カリフォルニア州コントラコスタ郡地方検事局がこのほど発表した調(diào)査報(bào)告書により、米國の警察官10數(shù)人が人種差別的なメッセージを送信した疑いで調(diào)査を受けていることが明らかになった。報(bào)告書によると、これらのメッセージは2020年と2021年にカリフォルニア州アンティオック市の警官10數(shù)人の間でやりとりされたもので、人種差別的なニックネームの使用、人種差別的な畫像の共有、同市のアフリカ系市長を含むアフリカ系の人々に対する非致死性兵器の恣意的な使用に関する議論などの內(nèi)容が含まれている。

警官による暴力的な法執(zhí)行は米國社會に長年存在する問題であり、人種差別と相まって、いっこうに解決できない根深い難題となっている。米國のウェブサイト「Mapping Police Violence」によると、2022年に米國で警官に殺された1238人のうち、276人がアフリカ系だった。米國では黒人が警官に殺される確率は白人の2.9倍に上る。

「I can't breathe」（息ができない）と訴えた後に死亡したジョージ?フロイドさんの事件も、5人の警官に撲殺されたタイリー?ニコルズさんの事件も、米國の警察システムの根深い人種差別を浮き彫りにしている。本來なら市民の権利と利益を守るべき米國の警官が暴力的な法執(zhí)行を続けていることは、人権を軽視する偽善的な米國社會の本質(zhì)を露呈した。（編集NA）

「人民網(wǎng)日本語版」2023年4月21日