資料寫真

四川省の成都ジャイアントパンダ繁殖研究基地のトップアイドルと呼ばれる人気者のジャイアントパンダ「花花（ファーファー）」が最近風(fēng)邪をひき、今月10日には一般公開が一時中止となったことが検索のトレンド入りした。

成都ジャイアントパンダ繁殖研究基地によると、季節(jié)の変わり目にパンダが風(fēng)邪をひき、鼻水などの癥狀が出るというのはよく見られるケースだということで、現(xiàn)在「花花」の狀態(tài)はすでに安定しているという。同基地は「花花」が完全に回復(fù)するのを待って、一般公開を再開する計畫だ。

パンダも人間や他の動物と同じで、いろんな病気にかかる。例えば、季節(jié)の変わり目になると、日中と朝晩の気溫差が激しくなり、天気も変わりやすいため、免疫力が低下し、鼻水やくしゃみ、食欲の低下といった風(fēng)邪の癥狀が出やすくなる。

同基地の醫(yī)療チームは、パンダのこうした癥狀を確認(rèn)すると、直ちに診察を行い、パンダの年齢や體重、病狀などに応じて、治療薬の量を調(diào)整するほか、薬の形態(tài)や飲み心地などに合わせて、適度に糖分を加えたり、牛乳や水、蒸しパン、果物などに混ぜて投與している。

「花花」はネットで大人気となったことから、ネットユーザーから「トップアイドル」と呼ばれているパンダだ。 

「花花」は、見物客に挨拶をするような仕草を見せたり、必死に小鳥を追いかけたり、エサを取られそうになっても恐れることなく拒絶したりと、そのかわいい仕草が多くの人の心を鷲摑みにしている。

そんな「花花」が風(fēng)邪をひいたことを知ったネットユーザーらは、「早くよくなって」、「しっかり休んで」といったコメントを寄せている。（編集KN）

「人民網(wǎng)日本語版」2023年9月13日