自然資源部（?。─鞔撙筏恐袊?0次南極観測隊と極地観測砕氷船「雪竜」號が10日、中國に順調(diào)に帰還し、山東青島奧帆拠點の埠頭に停泊した。これは中國第40次南極観測が無事終了したことを示している。人民日報が伝えた。

中國第40次南極観測は當(dāng)初、「雪竜」號、「雪竜2」號、「天恵」號の3隻のサポートで実施された。観測隊は2023年11月1日に出発し、5ヶ月以上にわたり、総航行距離は8萬1000カイリ以上になり、各種観測任務(wù)を無事遂行した。

中國第40次南極観測隊のリーダーである張北辰氏は、「今回の航行段階で観測隊は長城基地、中山基地、崑崙基地、泰山基地、秦嶺基地の夏季調(diào)査?観測任務(wù)を順調(diào)に遂行した。南極のコスモノート海、アムンゼン海、南極半島海域、プリッツ灣、ロス海で大洋調(diào)査及び科學(xué)研究を?qū)g施した。栄養(yǎng)レベル構(gòu)造調(diào)査を通じ、目標(biāo)海域のキーストーン種の基礎(chǔ)的な餌源及びその栄養(yǎng)構(gòu)造関係の探究に重要な科學(xué)的サポートを提供している」と説明した。

また中國が獨自に研究開発した近赤外線望遠(yuǎn)鏡、移動式テラヘルツ望遠(yuǎn)鏡システム、南極無人スマートエネルギーシステム、「雪豹2」極地特殊車両、無人スマート車両など複數(shù)の獨自イノベーションの機器?設(shè)備の応用?テストが南極の現(xiàn)場で実施され、テクノロジーによる極地観測支援の基礎(chǔ)水準(zhǔn)が向上した。

中國極地研究センターの劉順林センター長は、「主要建築物の鉄筋構(gòu)造、機能モジュール、周辺保護(hù)システムの建設(shè)を含む秦嶺基地の主要建築物の建設(shè)は、今回の観測の重點的な活動だった。建設(shè)資材の総量は約9500トン。同基地の完成は、南極の生態(tài)環(huán)境及び気候変動の評価に基本的な支援を提供し、ロス海地域の自然の特徴を理解するための重要な保証を提供する」と説明した。

また今回の観測ではノルウェーやオーストラリアなど複數(shù)の國と協(xié)力し、南極研究科學(xué)委員會（SCAR）「サークル」計畫エンダービーランド調(diào)査任務(wù)を?qū)g施した。科學(xué)観測の飛行距離は約7200km、飛行時間は約28時間、得られたデータは東南極沿岸の氷下地形に関する重要データの空白を埋めた。（編集YF）

「人民網(wǎng)日本語版」2024年4月11日