2024年黃河全域科學調査が2日、中國科學院地球環(huán)境研究所で始動した。黃河上流域の水源安全、中流域の生態(tài)安全、下流域の洪水安全の調査研究を実施し、科學技術の重要課題を體系的に整理し、黃河の生態(tài)保護と質の高い発展に科學技術支援を提供する。光明日報が伝えた。

黃河は中華民族の母なる川だ。しかし、黃河は生態(tài)學的基盤が弱く、水資源が不足し、土壌流出が深刻で、環(huán)境容量が低く、地球規(guī)模の変化による黃河沿岸地域の発展の不均衡?不十分の問題がとりわけ際立つ。24年は黃河流域生態(tài)保護と質の高い発展國家戦略実施5周年だ。黃河戦略をより良く実施するため、中國科學院地球環(huán)境研究所は長安大學、黃河水利科學研究院、河南大學などの機関と正式に、2024年黃河全域科學調査を始動した。

黃河全域科學調査は中國科學院院士で長安大學教授の彭建兵氏と中國科學院地球環(huán)境研究所の院士である安芷生氏が共同で呼びかけ、黃土科學全國重點実験室と陝西省黃河科學研究院が共同で資金提供するものだ。第1回黃河全域科學調査活動は2023年7-8月に実施された。（編集YF）

「人民網日本語版」2024年8月5日