広西壯（チワン）族自治區(qū)桂林市興安県華江瑤(ヤオ)族郷にある「華南エリアの最高峰」である「貓児山」には、青々と茂る木々の間を蛇行して流れる清流があり、その水は川底がはっきり見えるほど透き通っている。養(yǎng)殖されている魚は餌を食べてまるまると太っているのに対して、流れの速い清流という「フィットネスジム」で鍛え上げられたそこの魚は身が引き締まっている。人民網(wǎng)が伝えた。

清流で養(yǎng)殖されている「身が引き締まった魚」（撮影?雷琦竣）。

清流で養(yǎng)殖されている「身が引き締まった魚」（撮影?梁章暉）。

流れの速い清流で養(yǎng)殖されている「身が引き締まった魚」は24時間「運動」し続け、人間から餌を與えられるのではなく、川のプランクトンなどを食べるため、體內(nèi)の余分な脂や臭みが少しずつ抜けて、「臭みが無く、余分な脂肪ゼロ」の引き締まった身になる。

上空から見た広西壯族自治區(qū)桂林市興安県華江瑤族郷（撮影?雷琦竣）。

川底がはっきり見えるほど水が透き通っている貓児山を流れる清流（撮影?雷琦竣）。

水がきれいな清流で育ち、身が引き締まった魚はとてもおいしく、貓児山景勝地の「看板メニュー」となっており、それを一度味わおうと、観光客が押し寄せている。華江瑤族郷は近年、自然を大切にして守り続け、大自然に恵まれた貓児山や漓江の源流地である「漓江源」といった観光資源を活用しており、現(xiàn)地の村民は民泊施設(shè)や農(nóng)家楽（農(nóng)家の生活を體験できる民宿）を経営し、「身が引き締まった魚」の養(yǎng)殖などを通して、豊かな生活を送ることができるようになっている。華江瑤族郷は豊かな自然と経済が「ウィンウィン」の関係を築く、発展の道を歩んでいる。（編集KN）

「人民網(wǎng)日本語版」2025年6月27日