小漠港に停泊する比亜迪（BYD）「深セン號(hào)」。（資料提供?深セン市深汕特別協(xié)力區(qū)融合メディア）

世界で2番目に大きいRORO船である比亜迪（BYD）「深セン號(hào)」が7月8日、浙江省寧波市の寧波舟山港と広東省深セン市の深汕特別協(xié)力區(qū)小漠國際物流港（以下「小漠港」）に相次いで寄港する「南北港灣リレー形式」で、計(jì)6800臺(tái)余りのBYD製新エネルギー自動(dòng)車を積載して歐州に向けて出航した。人民網(wǎng)が伝えた。

今回輸出されるBYDの新エネ車のうち、1100臺(tái)以上が深汕特別協(xié)力區(qū)で生産されたものだ。工場(chǎng)から港までは車でわずか5分の近さだという。

港灣と工場(chǎng)の連攜は、自動(dòng)車の海外輸出を加速させ、深センが次世代の世界トップクラスの自動(dòng)車都市となり、グローバル海洋センター都市を構(gòu)築するうえで新たな原動(dòng)力となっている。

小漠港は深汕特別協(xié)力區(qū)の陸海連攜?內(nèi)外接続による立體的交通システムを支える重要な存在で、自動(dòng)車輸送業(yè)務(wù)の発展において明らかな優(yōu)位性を備えている。第1期工事の設(shè)計(jì)年間取扱量は450萬トンで、10萬トン級(jí)のバース（水利施設(shè)レベル）2ヶ所と5萬トン級(jí)バース1ヶ所が稼働中で、年間30萬臺(tái)の自動(dòng)車輸送ニーズに対応可能となっている。

今年1月8日、同港の第2期工事が著工し、計(jì)畫では2027年末の運(yùn)用開始を予定。運(yùn)用開始後は、年間100萬臺(tái)の自動(dòng)車輸送が可能になり、華南地域の自動(dòng)車輸出の対外貿(mào)易ハブ港という目標(biāo)の達(dá)成に向けて全力を盡くすことになる。（編集KS）

「人民網(wǎng)日本語版」2025年7月10日