電力ビッグデータを活用したスマート高齢者ケアの警報(bào)システムの実現(xiàn)や、浙江省初となる村レベルの電力サービス拠點(diǎn)の設(shè)置による充電設(shè)備の農(nóng)村導(dǎo)入など、「千萬(wàn)プロジェクト」発祥の地である同省杭州市蕭山區(qū)瓜瀝鎮(zhèn)梅林村は、「デジタル」と「低炭素」の方法により、再び未來(lái)へと近づいている。中國(guó)青年報(bào)が伝えた。

8月4日、記者が訪れた梅林村では、連なる斜め屋根の洋風(fēng)住宅と水田が新しい農(nóng)村の風(fēng)景を織りなしていた。

90年代生まれの樓馮梁氏は、「建物の外観は大きく変わっていないが、変わったのは村民の電力需要だ」と話す。2013年に瓜瀝電力供給所に就職して以來(lái)、毎月梅林村で電力線の點(diǎn)検を行っている樓氏は取材に対し、「この20年間で梅林村は低圧農(nóng)村電力網(wǎng)の高度化工事や電力増?jiān)O(shè)を経て、1戸當(dāng)たりの電力容量は従來(lái)の3.17キロボルトアンペア (kVA)から11.86kVAに増加。これはエアコンを5臺(tái)設(shè)置できる計(jì)算だ」と説明。

今では電力の安定供給に悩まされることがなくなった梅林村の住民たちは、「電気を上手に使う」そして「エネルギーを上手に使う」ことを追求し続けている。樓氏は、「2018年から梅林村では個(gè)人の充電ポール設(shè)置の申請(qǐng)が出始め、現(xiàn)在では村內(nèi)の電気自動(dòng)車(chē)は100臺(tái)近くに達(dá)している。今では一部の住民は自宅の庭に充電ポールを設(shè)置している」と語(yǔ)る。

さらに具體的なデータとして、同村の太陽(yáng)光発電は年間で3000トンの二酸化炭素排出削減を?qū)g現(xiàn)。村內(nèi)には16本のスマート充電ポールが設(shè)置されており、村の太陽(yáng)光発電?蓄電一體型充電スタンドには30キロワット（kW）の蓄電設(shè)備も備えられている。

現(xiàn)在は國(guó)家電網(wǎng)杭州電力供給公司のゼロカーボンエンジニアとなった樓氏は、「2年間の運(yùn)用を経て、スタンドの1日當(dāng)たりの充電量は1000キロワット時(shí)（kWh）、1日當(dāng)たりの充電車(chē)両は40臺(tái)近くに達(dá)している。周辺企業(yè)からの利用も少なくない。村では太陽(yáng)光発電と蓄電設(shè)備を組み合わせた『自家発電?全量消費(fèi)』を?qū)g現(xiàn)し、クリーンエネルギーの消費(fèi)率を高めることで『グリーン電力の付加価値化』という新たなモデルを模索している。村民による太陽(yáng)光自家消費(fèi)率は30％向上し、村民の年間充電コストは25％節(jié)約できている」と話す。（編集YF）

「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2025年8月6日