國(guó)慶節(jié)（10月1日）と中秋節(jié)（舊暦8月15日、今年は10月6日）に合わせて10月1日から8日までが8連休となった中國(guó)では連休中、多くの人々が登山や海、遠(yuǎn)くへの旅行などを楽しんだ。そんな中、山東省の青島農(nóng)業(yè)大學(xué)の孟成さんは連休中、秋の収穫に勤しんだ。彼は7日間半にわたりトウモロコシの収穫を手伝い、殘りの半日で列車に乗り、學(xué)校に戻ったという。

今月8日午前、取材に応じた孟さんは帽子をかぶり、腕まくりをして、山東省濰坊市管轄下の諸城市石橋子鎮(zhèn)大店子村の畑で、せわしく働いていた。孟さんの実家は、約0.33ヘクタールの畑でトウモロコシを栽培している?！竵I親は8連休中、果物を売りに行くので、収穫は僕がやった。僕がやればやるだけ、両親のやることは減り、それだけ両親が楽できる」と孟さん。

畑は連日の雨でぬかるんでしまい、コンバインで収穫ができないため、手作業(yè)で1本1本収穫するしかない。孟さんの靴は泥だらけになり、服は濡れては乾き、乾いては濡れを繰り返したという。孟さんの父親は、「今年はほとんど息子がトウモロコシを収穫してくれたので、安心して果物を売りに行くことができた」と目を細(xì)めていた。

孟さんは、「僕は常に農(nóng)村の子。大學(xué)に行ったのも、もっと成長(zhǎng)するため。自分の根っこはこの大地にある」と話す。

孟さんは、家庭における自分の責(zé)任を果たすために連休を使うという方法もあることを一人でも多くの人に伝えようと、トウモロコシを収穫する様子を捉えた動(dòng)畫をネット上にアップした?！附瘠未髮W(xué)生は大衆(zhòng)密著型の生活もできる?！合笱坤嗡护沃肖螌W(xué)生であるだけでなく、家庭における自分の責(zé)任を果たすこともできる」と話す孟さんは今月8日午後1時(shí)、何本かのトウモロコシが入ったリュックを背負(fù)って列車に乗り、學(xué)校へ戻った。

孟さんの連休の過(guò)ごし方を見(jiàn)た多くのネットユーザーが感動(dòng)を覚え、自分と生まれ故郷の「絆」に関するメッセージを続々と寄せている。（編集KN）

「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2025年10月14日