「第14次五カ年計畫」（2021－25年）以來、海南のクリーンエネルギー島建設(shè)が顕著な成果を上げていることが10日、海南省新聞弁公室が開いた記者會見への取材で分かった。中國新聞網(wǎng)が伝えた。

海南省発展?改革委員會エネルギー処の黃暁松副処長は、「第14次五カ年計畫期間中、海南省のエネルギー生産?消費構(gòu)造が最適化され、エネルギーインフラの整備がさらに進み、新型電力システムの建設(shè)で大きな進展を遂げた」と説明。

具體的には、海南省は過去5年間、洋上風力発電や太陽光発電など再生可能エネルギーの発展を強力に推進し、「クリーン化＋多様化」のエネルギー供給システムの構(gòu)築を積極的に進めてきた。現(xiàn)在、海南全省の発電設(shè)備容量は約2500萬キロワット（kW）で、そのうちクリーンエネルギー発電の比率は85％を超えている。新たに増加した設(shè)備の60％以上が風力や太陽光といった再生可能エネルギーによるものであり、海南の電力需給はほぼ均衡狀態(tài)にある。2024年末時點で、同省の非化石エネルギー消費の割合は20年に比べて2.2ポイント上昇し、エネルギー消費の低炭素化が著実に進んでいる。

新型電力システムの建設(shè)に関しては、海南省は電力インフラの高度化?品質(zhì)向上を加速させている。黃副処長は、「海南省は最近『海南クリーンエネルギー島新型電力システム建設(shè)実施案』を通達し、新型電力システム構(gòu)築の先行地域となることを全力推進し、自由貿(mào)易港およびクリーンエネルギー島の建設(shè)を支えるとしている?，F(xiàn)在、全省で220キロボルト（kV）の基幹送電網(wǎng)が完成し、110kV以下の送電網(wǎng)が各市?県をカバーしている。郷?鎮(zhèn)および行政村の電化率は100％に達しており、500kVの基幹送電網(wǎng)工事も年末までに完成し、稼働開始する見込みだ」と述べた。（編集YF）

「人民網(wǎng)日本語版」2025年11月11日