國務(wù)院第2回全國地名全面調(diào)査指導(dǎo)チーム代表兼事務(wù)室長を務(wù)める民政部の宮蒲光副部長は22日、第2回全國地名全面調(diào)査を7月1日にスタートさせ、2018年6月30日まで3期に分けて実施することを明らかにした。今回の全面調(diào)査は、県を一単位とし、「統(tǒng)一指導(dǎo)、分擔(dān)協(xié)力、各級政府ごとの責(zé)任制、共同參加」なる原則のもとに進(jìn)められる。人民日報が伝えた。

　中國初の全國地名全面調(diào)査は、1979年から1986年の期間に実施された。その後約30年、経済社會の急成長に伴い、國內(nèi)の地名をめぐる情況には大きな変化が生じた。概算統(tǒng)計によると、毎年、約2萬の新しい地名が誕生している。そのような狀況のもとで、「地名データが未更新、不完全、不正確」といった問題が顕著化したことから、新たな全國地名全面調(diào)査を?qū)g施する必要性に迫られた。また、極めていい加減な命名現(xiàn)象が各地で起こっている狀況に対応するため、全面調(diào)査を契機(jī)として地名を規(guī)範(fàn)化し、地名の管理レベルを一歩高める計畫だ。

　宮蒲光副部長は、地名全面調(diào)査の具體的內(nèi)容について、次の通り説明した。

　2014年12月31日までを第1期（準(zhǔn)備段階）、2015年1月1日から2017年6月30日までを第2期（調(diào)査段階）、2017年7月1日から2018年6月30日までを第3期（調(diào)査報告および開発応用段階）とし、全面調(diào)査の標(biāo)準(zhǔn)時刻を2014年12月31日と定める。主な調(diào)査內(nèi)容は以下の5項目。

　1 地名の基本的狀況を明らかにする

　2 規(guī)範(fàn)に合致しない地名に対して標(biāo)準(zhǔn)化処理を行う

　3 地名表示板を設(shè)置する

　4 地名全面調(diào)査報告書を完成させる

　5 地名の管理およびサービスに関する情報システムを構(gòu)築し、調(diào)査結(jié)果の転用強(qiáng)化を図る

　(編集ＫＭ)

　「人民網(wǎng)日本語版」2014年5月23日